『超推し活展』が9月26日から4日間、SHIBUYA TSUTAYA 1階SHIBUYA IP SQUARE Aで開催される。
メリカリが開催する同展は、フリマアプリ「メルカリ」で出品されたことがある約1000点のアイテムを通して、昭和・平成・令和のカルチャーを体感できるイベント。入場無料。
さまざまなかたちで時代を超えた「推し活」が展示されている会場の様子をレポートする。
会場の中央で展示されている、シャンデリアアーティストのキム・ソンヘによるペンライトシャンデリア。
会場入ってすぐのコーナーには、昭和後期から現在に至るエンターテイメントの移り変わりをまとめた年表が展示されている。
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「昭和」の年表には、中森明菜の“少女A”にあわせて親衛隊がコールを打つ音声が聴けるスピーカーや、『ドラゴンボール』の第1話が掲載されている『週刊少年ジャンプ 1984年 51号』などがラインナップ。アイドル文化や漫画など、いまの推し活とのつながりを感じることができるのも楽しいポイントだ。
ボタンを押すと、親衛隊によるコールが流れる
つづく「平成」の年表では、AKB48や嵐から韓流アイドルが流行するまでの変遷や『SLAM DUNK』のフィギュアなどを展示。アイドルがだんだん身近な存在になる様子や、声優がライブを行なうコンテンツが増えることで2次元と3次元の境界があいまいになる変遷などを感じることができる。
「令和」セクションでは、現代の「推し活」の姿をテーマにわけて展示。
『ちいかわ』や『【推しの子】』など近年流行しているコンテンツに加えて、推しの誕生日を祝う「本人不在の誕生日会」やファンサうちわなどがテーマごとに並んでいる。
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会場には昭和・平成・令和の「推し活ガチ勢」に変身できるフォトスペースも設置。親衛隊やチェックシャツのアイドルヲタクに扮装したり、現代の推し活でライブの時などに着る「参戦服」などを着用したりして、写真を撮ることが可能だ。
そのほか、アイドル雑誌『明星』50冊の立ち読みや、懐かしのゲームを体験できるコーナーも。表紙に写るアイドルの変遷を眺めるだけでも、時代の移り変わりを感じることができる。
会期は9月29日まで。来場者にはうちわとステッカーのノベルティが配布される。