『BMW M8』の日本での生産終了を記念した計8台の限定車“ザ・ファイナル・エディション”が導入

　現行ラインアップのフラッグシップにも位置付けられる『BMW M8 コンペティションM xDrive』が、日本市場において生産終了となるのを記念し、豪華なオプション装備品を標準とした日本全国8台限定の希少モデル“The Final Edition - 1 of 8（ザ・ファイナル・エディション・ワン・オブ・エイト）”が登場。クーペ、カブリオレ、そしてグランクーペの全ボディタイプを対象に、9月25日より10月8日23時59分まで注文受付専用ウェブサイト限定で受付が開始されている。

　ピュアスポーツに匹敵する高い走行性能に加え､誰をも魅了するエレガントで美しいルーフラインや艶麗なリヤフェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせている現行『8シリーズ』だが、そんなフラッグシップをベースに高性能部門BMW M社が手掛けたのが『BMW M8 コンペティションM xDrive』となる。

　サーキットでの高いパフォーマンス走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデルの同車は、最高出力625PS（460kW）／6000rpm、最大トルク750Nm／1800-5860rpmを発揮する高効率な4.4リッターV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに、クロスバンク・エキゾースト・マニフォールドを採用。ダイナミックな走りを実現するDrivelogic付きの8速Mステップトロニック・トランスミッションに、BMWのインテリジェント四輪駆動システムであるM xDriveを組み合わる。

　今回発表の限定車は、すでに現行モデルの日本市場向け生産が本年6月末をもって終了していることを受け、その生産終了を記念した限定車とされる。そのため従来のカタログモデルではオプション装備品として用意された、Mカーボン・ファイバー・トリムやカーボン・エクステリア・パッケージ、Mドライバーズ・パッケージなどを標準装備化。

　さらにバウワース＆ウィルキンス製ダイヤモンド・サラウンド・サウンドシステムにサンプロテクション・ガラス、ヒート・コンフォート・パッケージや専用ホイールを標準装備とし、センターコンソールには「The Final Edition - 1 of 8」と書かれたバッジが掲げられるなど、限定車ならではの室内空間が演出される。

　前述のとおりクーペ、カブリオレ、そしてグランクーペの全ボディタイプが用意され、各モデルともアルピン・ホワイトとブラック・サファイアの人気カラー2色を設定。クーペが各色2台、カブリオレとグランクーペが各色1台ずつの用意となり、限定台数より注文数が上回った場合には本年10月以降に当選者のみに通知される。価格は2718万8888〜2798万8888円（税込）だ。

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