「火垂るの墓」「かぐや姫の物語」を劇場で! 高畑勲監督作品特別上映が開催

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2024年09月26日 19:01  アニメ!アニメ!

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『火垂るの墓』(C) 野坂昭如/新潮社,1988
シネマサンシャインららぽーと沼津の開業5周年を記念して、高畑勲監督作品である『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』が特別上映されることが決定した。2024年10月4日から10月31日まで週替わりで上映される。

高畑勲は、1935年に三重県で生まれ岡山県育ち。1968年に劇場用長編初演出(監督)となる『太陽の王子 ホルスの大冒険』を完成させ、1974年にはTVシリーズ『アルプスの少女ハイジ』を全話演出。その後も『母をたずねて三千里』、『赤毛のアン』の演出を手がけた。1984年公開の宮崎駿の『風の谷のナウシカ』ではプロデューサーを務めている。

1985年スタジオジブリ設立に参画し、自らの脚本・監督作品として『火垂るの墓』(1988)、『おもひでぽろぽろ』(1991)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)、『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999)、『かぐや姫の物語』(2013)を制作した。

このたび、10月4日で開業5周年を迎えるシネマサンシャインららぽーと沼津を記念して、高畑勲監督作品の特別上映を開催。上映作品は『火垂るの墓』と『かぐや姫の物語』の2作品だ。

『火垂るの墓』は自らの体験をもとに書いた野坂昭如の同名小説をアニメ映画化した作品。戦争によって両親を失った幼い兄妹がたどる過酷な運命が描かれている。高畑勲監督のリアルかつ繊細な演出により、兄妹の孤独な心情を見事に活写。ふたりの運命を予見するような、闇夜を照らす蛍の姿が痛烈に迫る。

昭和20年の神戸。急な空襲で母が入院した、14歳の清太と4歳の節子兄妹は、叔母のもとを頼りに訪れる。だがふたりの母が亡くなったのを機に叔母は彼らを邪険にしはじめ、清太は節子を連れて誰もいない防空壕へ。ふたりだけの自炊生活をはじめるが……というストーリーが展開される。

『かぐや姫の物語』は製作期間8年、製作費50億円の娯楽超大作。日本最古の物語文学である「竹取物語」を原作に、かぐや姫が地球に姿を現した理由と、やがて月へ去らねばならなかった波乱の運命を“かぐや姫の罪と罰”という視点で描く。

映画のスクリーンを通して観る貴重な機会を逃さないよう、劇場に足を運びたい。

シネマサンシャインららぽーと沼津にて、『かぐや姫の物語』は10月4日から10月10日と10月18日から10月24日まで、『火垂るの墓』は10月11日から10月17日と10月25日から10月31日までの期間限定で上映される。


『かぐや姫の物語』
10月4日(金)〜10月10日(木)/10月18日(金)〜10月24日(木)

『火垂るの墓』
10月11日(金)〜10月17日(木)/10月25日(金)〜10月31日(木)

【鑑賞料金】通常料金 ※各種割引適用可 
※上映時間は劇場HPをご確認下さい。
(C) 野坂昭如/新潮社,1988
(C)2013 Isao Takahata, Riko Sakaguchi/Studio Ghibli, NDHDMTK

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