【フィギュア】櫛田育良がSP61・45点で首位発進「ショートとフリーの両方そろえられるように」

＜フィギュアスケート：近畿選手権＞◇第1日◇27日◇大阪・府立臨海スポーツセンター◇ジュニア女子ショートプログラム（SP）

昨季世界ジュニア選手権5位の櫛田育良（16＝木下アカデミー）が、ショートプログラム（SP）首位発進を決めた。

3回転ルッツ−3回転トーループ、ダブルアクセル（2回転半）、3回転フリップと全3本のジャンプを着氷させ、61・55点。新SP「Sway」にのせて、社交ダンスのようなリズミカルなダンスを披露した。

紫を基調とした印象的な衣装をまとって観客を引きつけた櫛田は「ダンスとか表現することが好き。（SPは）ダイナミックさとキレのある動きを意識してやっている」と笑顔。28日のフリーに向けて「最近はフリーでいい演技をできることが少ないので、今回はショート、フリーの両方をそろえられるように頑張りたい」と意気込んだ。

2位は60・94点で岡万佑子（木下アカデミー）3位は57・60点で山田恵（木下アカデミー）だった。【竹本穂乃加】