「金利」でみるおすすめの外貨預金ランキング1位は？

　日経平均株価やドル円相場など、市況の値動きが激しい昨今、資産運用などの目的で外貨預金を行う際、「金利」は重要視する項目の1つであろう。

おすすめの外貨預金 金利ランキング

　顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEが6月に発表した「外貨預金ランキング」では、評価項目別で「金利ランキング」も発表。調査の結果、総合ランキング1位の【ソニー銀行（ソニー銀行株式会社　本社：東京都千代田区）】が、同項目でも1位を獲得した。

　「外貨預金ランキング」は、1年に1回以上外貨の購入や売却をしている、全国4,747人からの回答を元に発表。評価項目別は、「金利」のほか「取引メニュー」や「手数料」など8項目で発表。また、年代別や「定期預金」と、積立投資」の商品別など、部門別ランキングも発表している。

　1位の【ソニー銀行】は、2022年から3年連続の「外貨預金 金利ランキング」1位を記録。実際の利用者からは、金利に関する良いコメントとして「金利が高く手数料が安い為非常に利用しやすいと思います。また、インターネットでのキャンペーン案内が分かり易くありがたいと思いました（60代以上・男性」、「リスク度合いに応じた、外貨預金と円預金のさまざまな金利の組み合わせのプログラムがあり、自分に合ったプログラムを選べる（50代・女性）」、「少ない金額から売り買いできるのと、3ヶ月とか短い定期とかでも金利が多く付くので（50代・女性）」といった声が寄せられている。

　続く2位には【住信SBIネット銀行（住信ＳＢＩネット銀行 株式会社 本社：東京都港区）】がランクイン。2021年から4年連続のTOP3入りで、利用者からは「ランクごとに違いはありますがATMや振込手数料の無料回数が多い事です。SBI証券と連携で高金利が受けられるハイブリット預金が良い。アプリで簡単利用できる（60代以上・男性）」、「他の銀行に比べ、預金金利が高くて為替手数料は低い。手数料無料キャンペーンも行っている。アプリでの資産評価額確認が簡単で分かりやすい（50代・男性）」といったコメントが挙がっている。

　3位は【auじぶん銀行（auじぶん銀行株式会社　本社：東京都中央区）】。2022年に続き2度目のTOP3入りで、利用者からは「初めてなので他と比較できないが、ときどき金利のいいキャンペーンなどを行ったりするところ（50代・女性）」、キャンペーン時に定期などの金利が高く、資産が増えやすい（30代／女性）」「金利が他よりも優れている。キャンペーンも捨てがたい（50代／女性）」といった声が寄せられている。

【2024年 オリコン顧客満足度(R)調査　外貨預金 金利ランキング】　

1位 ソニー銀行 69.3点
2位 住信SBIネット銀行 68.0点
3位 auじぶん銀行 67.9点
4位 SBI新生銀行 67.7点
5位 三井住友信託銀行 67.4点

※6位以降、評価項目別、部門別ランキングは「オリコン顧客満足度(R)」公式サイトをご覧ください。

【調査概要】
■ランキング発表日：2024/06/03
■調査期間：2024/01/15〜2024/01/30
■サンプル数：4,747人
■規定人数：100人以上
■調査企業数：66社
■定義：外貨預金を取り扱っている銀行。ただし、対面での取引のみに対応している銀行、法人のみを取引対象とする銀行は対象外とする。
■調査対象者　性別：指定なし　年齢：20〜74歳　地域：全国　　　
条件：1年に1回以上、外貨の購入や売却をしている人