満島ひかり×石原さとみら『アンナチュラル』チーム6年ぶり再集結の裏側を語る

　公開35日間で観客動員数324万人、興行収入46.3億円を突破する“爆発的”大ヒットを続けている映画『ラストマイル』。本作の見どころの一つであるシェアード・ユニバースより、『アンナチュラル』チームの石原さとみ、井浦新、市川実日子が登場する特別企画「LAST MILE -Premium Talk−〈Episode.3 アンナチュラル編〉」が、東宝公式YouTubeチャンネルで公開された。

【動画】LAST MILE -Premium Talk−〈Episode.3 アンナチュラル編〉

　『ラストマイル』で主演を務める満島ひかりがMCを務め、出演キャストをトークゲストに迎えて自由に作品や撮影現場の裏側などを話す約25分の特別番組の最終回。今回もネタバレすれすれの作品の裏話が飛び交う。

　ドラマから約6年経っての再集結に、石原、井浦、市川の3人は口をそろえて「緊張と照れとうれしさを隠して撮影していました」と笑いながら答える。3人そろうだけで、UDIラボにいるかのよう。市川の「この3人、楽なんだよね」という言葉に石原も井浦も同意し、シェアード・ユニバースプレミアや完成披露舞台あいさつで見られた雰囲気の良さが、ここでも垣間見ることができる。

　ドラマ放送当時、毎週リアルタイムで『アンナチュラル』を見ていたという満島。そんな満島から実は、たまたま別作品で現場に居合わせ、『アンナチュラル』の撮影現場の裏側の目撃していたというタレコミ情報が入ると一同大盛り上がり。そんな和気あいあいとする3人を前に、満島も思わず「ここと共演したい…！バランスがいい！」とうらやましがる一幕も。

　笑いの絶えないトークが展開される中、『ラストマイル』での満島の演技や本編の重要なシーンの話になると、その雰囲気も一変。石原・市川から真剣な眼差しで演技や演出の意図への質問が飛ぶと、満島も真剣に答え、物語の重要なシーンの裏話も語られる。

　そのエピソードトークの中で、井浦は自身の役である“中堂系”が出来上がるまでの経緯を「話し合いを重ね、結構バチバチしながら作り上げました（笑）」とまさかの告白。『ラストマイル』や『アンナチュラル』を見直したくなるような話が次々と語られていく。

　満島から、今回『ラストマイル』に参加するにあたっての気持ちを問われると、石原は「（ドラマを）応援してくださっている方が、6年前の『アンナチュラル』を『MIU404』の時にまた愛してくださって、『ラストマイル』の時に、この２作を再度愛してくださっているのが伝わってきて幸せです」とSNSの反響に驚きながらも、感謝の言葉を述べていた。

　同映画は、11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。誰が、何のために爆弾を仕掛けたのか。残りの爆弾はいくつで、今どこにあるのか…。

　隅々まで計算された緻密なストーリーと、見事な伏線回収、さらに『アンナチュラ　ル』『MIU404』のドラマファンにとってはたまらないシーンの数々で、今なお多くの観客から高い支持を集め、「観るたびに新たな発見がある」と何度も映画館に足を運ぶリピーターも続出。8月23日の公開から28日間で観客動員数280万人、興行収入40億円を突破する大ヒットとなっている。

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