パーマーが前半だけで4ゴール! ブライトンとの撃ち合い制し公式戦4連勝…三笘薫はフル出場

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2024年09月29日 01:23  サッカーキング

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ブライトン戦で衝撃の4ゴールを決めたパーマー [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第6節が28日に行われ、チェルシーとブライトンが対戦した。

 今夏にエンツォ・マレスカ監督を迎えた“新生”チェルシーは、現在公式戦3連勝中と好調を維持。対してファビアン・ヒュルツェラー新監督が率いるブライトンはリーグ戦で無敗を維持しているものの、直近は3試合連続ドローと勝ち切れない試合が続いている。公式戦4連勝を目指す一戦に向けて、チェルシーはジェイドン・サンチョやコール・パーマー、ニコラス・ジャクソンらが先発出場。敵地に乗り込むブライトンは、日本代表FW三笘薫がリーグ戦6試合連続でスタメンに名を連ねた。

 比較的高い位置からプレスをかけるチェルシーに対し、ブライトンは臆せず後方からパスを繋いでいく。7分、試合の立ち上がりから良い形でボールを受けていた三笘がドリブルで仕掛け、外側を駆け上がったペルビス・エストゥピニャンへ展開。クロスはブロックされるも、ゴール前に高く上がったルーズボールをジョルジニオ・リュテールが頭で押し込み、先制に成功した。

 1点ビハインドのチェルシーは19分、巧みなファーストタッチで相手DFラインの背後へ抜け出したパーマーがGKと1対1に。しかし、軽く浮かしたシュートは惜しくも右ポストを叩く。それでも21分、相手のバックパスをカットしたジャクソンが左からボックス内へ侵入し、GKを引き付けてラストパス。これをパーマーが流し込み、試合を振り出しに戻す。攻勢を強めるチェルシーは26分、E・フェルナンデスとのパス交換でボックス内へ侵入したサンチョがカルロス・バレバに倒されPKを獲得。これをパルマーが沈め、あっという間に逆転に成功した。

 その後もチェルシーは高い位置でのボール奪取と相手DFライン背後への展開でチャンスを創出。31分にはゴールから30メートルほどの地点でFKを獲得すると、パーマーが美しい軌道のシュートをゴール右上隅に突き刺し、前半だけでハットトリックを達成した。そのわずか3分後、GKロベルト・サンチェスのパスミスをカットしたバレバがネットを揺らし、ブライトンが1点差に詰め寄る。

 しかし、前半はこのままで終わらない。41分、最前線でボールを奪取したチェルシーはサンチョがボックス内左へスルーパスを供給。斜めに抜け出したパーマーがGKのニアサイドを抜く強烈なシュートを沈め、チェルシーが再びリードを2点に広げた。その後、ブライトンは三笘も絡みつついくつかチャンスを作ったが決め切ることができず、前半は4−2で終了した。

 後半の立ち上がりもチェルシーが攻勢を強め、パーマーとジャクソンの連携からチャンスを創出。49分、ボックス内で浮き玉パスを受けたジャクソンがGKをかわしてシュートを放ったが、アダム・ウェブスターが体を張ったブロックで得点を許さない。56分にはモイセス・カイセドが高い位置でボールを奪い、パーマーに決定機が訪れたがシュートは枠の右へ外れた。一方のブライトンは三笘が何度か前向きでボールを受けるシーンを作るも、決定機に繋げることはできない。

 優位性を保ち続けるチェルシーは69分、左CKの流れからマルク・ククレジャがネットを揺らすも、オフサイドがあったとして得点は認められず。その後もジャクソンがブライトンのハイラインの裏を狙い続け、何度か惜しいシーンを作るも得点には追加点を奪うことはできない。終盤にかけてはブライトンが敵陣内での時間を増やすも最後まで追撃の1点を奪えず、試合は4−2のまま終了した。次節は10月6日に行われ、チェルシーはノッティンガム・フォレスト、ブライトンはトッテナムといずれもホームで対戦する。

【スコア】
チェルシー 4−2 ブライトン

【得点者】
0−1 7分 ジョルジニオ・リュテール(ブライトン)
1−1 21分 コール・パーマー(チェルシー)
2−1 28分 コール・パーマー(PK/チェルシー)
3−1 31分 コール・パーマー(チェルシー)
3−2 34分 カルロス・バレバ(ブライトン)
4−2 41分 コール・パーマー(チェルシー)

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