2023年に発見された紫金山・アトラス彗星が3等前後 天体観察が楽しめる所は?

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2024年09月29日 13:27  日本気象協会

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日本気象協会

2023年に発見された紫金山・アトラス彗星が3等前後 天体観察が楽しめる所は?

紫金山・アトラス彗星は、2023年1月に中・紫金山天文台と南アフリカのアトラス望遠鏡によって発見された非周期彗星です。9月下旬〜11月にかけて、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3; Tsuchinshan-ATLAS)が明るくなると予測されています。9月下旬〜10月上旬までは、明け方の東の低い空にあるため早起きして観察してみては?各地の天気や観察ポイントをまとめました。



●紫金山・アトラス彗星が3等前後


9月下旬〜11月にかけて、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3; Tsuchinshan-ATLAS)が明るくなると予測されています。

9月28日に太陽に最接近、この数日前から10月初めごろまで明け方の東の低い空に姿を現します。当初は1等級前後まで明るくなると予想されていましたが、9月中旬までの観測を元にした予想では3等級前後になるとみられています。

紫金山・アトラス彗星は2023年1月に中・紫金山天文台と南アフリカのアトラス望遠鏡によって発見された非周期彗星です。


●方角・時間・観察ポイントは?


・明け方
・東の低い空
・見晴らしの良い場所で

日の出45分前の高度が約5度以下と非常に低いので、位置をよく確かめて、見晴らしの良い場所で観察や撮影を楽しみましょう。

※10月中旬からは夕空に見えるようにります。


●30日(月)明け方 各地の天気は?


明日30日(月)明け方は、北海道は雲の間からチャンスあり。東北は日本海側を中心に楽しめるでしょう。関東や東海など東日本は雲が多く所々で雨が降るでしょう。西日本は九州や四国の一部で楽しめそうです。沖縄は変わりやすい天気となるでしょう。

明け方の気温は、北日本では15℃前後まで下がるため、風邪をひかないようお気をつけ下さい。



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