【フィギュア】壷井達也2連覇も「悔しいの一言」合計239・22点でSP2位から逆転/近畿選手権

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2024年09月29日 14:52  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

男子フリー 演技する壷井達也(撮影・藤尾明華)

<フィギュアスケート:近畿選手権>◇最終日◇29日◇大阪・府立臨海スポーツセンター◇男子フリー



ショートプログラム(SP)2位の壷井達也(21=シスメックス)がフリー1位の151・53点を記録し、合計239・22点で逆転優勝した。


前回大会に続いて頂点に立ったが、壷井の表情は「悔しいの一言です」と暗い。


冒頭の4回転サルコー−3回転トーループはGOE(出来栄え点)1・94点の加点がつく完成度だったが、2本目の4回転サルコーで転倒。最後の3回転フリップでも「本来はミスをしない」はずが氷に引っかかって転倒し、得点を伸ばせなかった。


「4回転(ジャンプ)3本から2本に構成を落とした中で、確実に決めきってなるべく高得点を残したいと思っていたんですけど、そこにいたらず、まだまだ実力が足りないなと痛感しました」。


次に照準を合わせるのは、グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(11月8〜10日、東京・代々木競技場第一体育館)。


「このままじゃ全然だめなので、何がだめだったのかをひとつひとつ反省して、次に観客の皆さんの前で演技をするときはパーフェクトな演技で、来て良かったと思ってもらえるような演技を目指したい」


今大会を通して課題に感じた体力面を中心に、強化を図っていく。


SP首位だった友野一希(第一住建グループ)は合計227・64点で2位。SP5位の織田信成はフリー2位の143・68点を記録し、合計220・30点で3位に入った。

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