小籔千豊、笑福亭鶴瓶との「ヤブツル」をうらやましがった芸人暴露「悔しかったんでしょう」

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2024年09月29日 17:40  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

小籔千豊(2024年9月撮影)

笑福亭鶴瓶(72)と小籔千豊(51)が29日、大阪市のNHK大阪放送局でトーク番組「ヤブツル」(10月25日午後7時57分、NHK総合・関西ローカル)の収録に参加した。


フリートークが最大の持ち味、武器の2人が「台本なし」「打ち合わせなし」で臨む自由気ままなトークバラエティー。スタジオに集まった子育て中の親世代から寄せられた子育ての悩みを、白黒はっきりつけたい性格の小籔がバッサバッサと一刀両断し、鶴瓶も「すばらしい」と絶賛。「小籔が気持ちよさそうにしゃべってたので良かった。ポンポンと行けてよかった」と目尻を下げた。


2015年(平27)から不定期に放送され、今回が記念の10回目。初のゴールデン帯進出となる。


小籔が「ビビってます。死んだオカンも喜んでます。乗せられてお話しさせてもらって、手のひらの上でコロコロ転がされてますね」と話すと、鶴瓶は「この人のしゃべりが好きなんよね。理詰めでしゃべってるテンポも。言いながら“キィー”ってなってるのも。全然笑ってない笑顔も。ホンマに笑わせてもらってる」とうれしそうに話した。 大先輩からのお褒めの言葉に言葉に、小籔は「鶴瓶さんのお話のテクニックは知らん間にパクってると思う」。


その上で、鶴瓶がかつて故上岡龍太郎さんとトークだけで繰り広げた読売テレビの名物番組「鶴瓶・上岡パペポTV」を「上岡さん目線で鶴瓶さんを見てた気がしますね」と振り返りながら、「鶴瓶さんをツッコむ目線で見てる。鶴瓶さんと対峙(たいじ)する想定は他の芸人よりもできてたんだと思う」と、鶴瓶との軽快なトークを生み出している下地を明かした。


鶴瓶とのトークは他の芸人からもうらやましがられるという。


「『鶴瓶さんとやってんやな』って、(TKOの)木本さんとかに『あれ、ホンマはな、俺らがやらなあかんことやねんけどな。ま、小籔やったら…』とか納得するかのように。本当はめちゃくちゃ悔しくて、じだんだ踏んでたんでしょうけど」


これを聞いた鶴瓶は「松竹の人間とも1回やったんですよ。でも、髪形とか気にして。どうでもええやん。しゃべりがおもしろければ好きになってくれるってのがあるから辞めた。見栄えをずっと気にするから」。トークより見栄えを気にするため辞めたと明かした。


トーク番組と言えば、鶴瓶が松嶋尚美と続けてきたテレビ東京系「きらきらアフロ TM」が26日放送で、23年の放送に幕を閉じた。


それだけに、鶴瓶は「ヤブツル」について「ずっと続けていきたいですよ。楽しいですよ。年に何回かだけど『ヤブツル、あんねんな』ってのがある。やっぱりBK(NHK大阪放送局)でやるのが大事。大阪ならではのもんですから」と思いを吐露。「年に4回はしたい」と期待すると、小籔は「長生きしてもらわんと。ええサプリ送りたい」と笑顔を見せていた。

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