RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc. ■『Yogibo presents RIZIN.48』(29日・さいたまスーパーアリーナ)
全試合終了後の榊原信行CEOの総括会見で、高木凌に敗れて3連敗となった萩原京平について「これ以上の恥をかきようがないんだから、恥をさらしながらでも挑戦してほしい」と語った。
【試合写真】『RIZIN.48』萩原京平vs.高木凌 試合は序盤から萩原が打撃を仕掛けるも、高木が早々にタックルを仕掛けてグラウンドの展開に。萩原が立ち上がるも高木は後ろから組み付き、そのままコーナーに追い込んで首を締め上げると、萩原はたまらずタップアウトした。
萩原は2022年に3連続一本負けを喫し、23年4月にカイル・アグォンに勝利してトンネルから脱出するも、同年9月に牛久絢太郎、24年3月に武田幸史に連敗。心機一転をはかりこの夏から練習拠点を大阪から東京に移し、長南亮が率いる名門ジム「TRIBE TOKYO MMA」に移籍した。その成果を見せたかったが、高木に敗れてまたもや3連敗となった。
榊原CEOは「プロモーターとしては『強くなれよ』ってことです。僕は選手の練習環境や指導についてはわからないですけど、京平はいろんなところに出稽古に行ってるみたいで、長南のところで一度腰を据えて磨いてもらえば」と新たな環境での再出発に期待を寄せる
試合後の萩原と話をして「こんなとこで終われないっていう思いを聞いた」と明かし、「もうこれ以上は恥をかきようがないんだから、どんだけでも恥をかいてても、最後にベルトを巻いてやるっていう思いを持って、長南に全て託すつもりで向き合ってもいいんじゃないか。勝ち癖と負け癖ってあるけど、本当に気持ちよく一本を取られているので、人気が先行しているけど恥をさらしながらでも戦い続けてほしいと思います」と再起を促した