管理部門向けのメディアを運営するエフアンドエムネット(大阪府吹田市)は、20代以上の男女300人を対象に、勤怠管理に関するアンケート調査を実施した。従業員は打刻方法に対して、どのような機能を求めているのか。
●勤怠管理方法、何を重視する?
勤務している会社での勤怠管理方法は、「勤怠管理システム」が45.5%と最多に。「勤怠管理アプリ」(30.3%)と合わせて7割以上を占める結果となり、「タイムカード」(7.0%)、「紙に記入」(6.7%)が続いた。
勤怠管理システム、または勤怠管理アプリを利用している(したことがある)人が特に満足している機能は、「リアルタイムの勤務状況確認」が40.2%と最多だった。「残業時間の管理」(22.4%)、「有給休暇・休暇管理」(14.0%)が続いた。
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勤怠管理方法に感じている不満としては、「特に感じていない」が31.0%で最多だった。不満を感じている人からは、「打刻ミスを修正しにくい」(18.7%)、「残業時間や休暇の申請が煩雑」(9.7%)、「社外からアクセスできない」(7.3%)、「勤務時間が正確に反映されていない」(4.7%)といった声が上位に挙がった。
勤怠管理において最も重視することは、「使いやすさ」が37.4%で1位に。2位以降には「正確な打刻記録」(29.4%)、「休暇や残業の申請のしやすさ」(7.0%)、「勤怠情報の透明性(自分の勤怠記録の確認がしやすい)」が続く結果となった。
●打刻方法は「PCから」が最多 従業員の希望は?
「勤怠管理システムを利用している」人の打刻方法は、「PCからの打刻」が55.5%と最多に。「ICカードをかざして打刻」(27.0%)が続いた。
勤怠打刻方法を選べる場合の希望は、「スマートフォンからの打刻」が21.4%と最多に。「ICカードをかざして打刻」(18.4%)、「タイムカード」(16.0%)が続き、実際の利用者が最も多かった「PCからの打刻」は12.0%にとどまった。
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調査は7月10〜24日にインターネット上で実施。20代以上の男女300人から回答を得た。
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