うどんとそば──など、関東と関西では食文化が異なるが、コーヒーでも好みの違いがあるようだ。エフイーエム(岐阜市)は、関東地方に在住・関西地方に在住していて週に一度以上コーヒー(インスタントコーヒーも含む)を飲む男女1025人を対象に、「関東・関西でのコーヒーの好みの違い」に関する調査を実施した。調査期間は8月26日〜8月27日。
最初にコーヒーの飲み方について質問すると、関東・関西ともに「インスタントコーヒー」(関東58.5%、関西57.6%)がトップで、以下、「缶コーヒー、ペットボトル、チルドパックのコーヒー」「コンビニでのテイクアウト」「喫茶店やカフェ等の店内」の順も同じで、飲み方は東西で大きな違いはない。コーヒーを選ぶポイントについても、関東と関西はともに「味」がトップになった。
ただ、その「味」については好みが分かれ、関東地方では「苦み」「酸味」ともに、強い味わいを求めている様子。一番よく飲むコーヒーの飲み方についても、関東では「ブラック」(50.6%)、「ミルクの追加」(25.0%)、「クリームの追加」(10.4%)、「砂糖の追加」(10.2%)、関西では「ブラック」(39.3%)、「ミルクの追加」(32.9%)、「クリームの追加」(11.6%)、「砂糖の追加」(11.4%)と順位は同じながら、関東では「ブラック」を好む人の割合が多い。関東では強い味わいが求められている一方、関西では優しい味わいを求めているようだ。
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