ホカ初のウィンターシーズン用ハイクシューズが登場 ゴアテックスを採用

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2024年09月30日 19:31  Fashionsnap.com

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カハ 2 フロスト GTX

Image by: FASHIONSNAP
 パフォーマンスフットウェアブランド「ホカ(HOKA)」が、ウィンターシーズン用のミッドカットハイクシューズ「カハ 2 フロスト GTX(KAHA 2 FROST GTX)」とスリップオン「カハ 2 フロスト モック GTX(KAHA 2 FROST MOC GTX)」を発表した。価格はカハ 2 フロスト GTXが4万6200円、カハ 2 フロスト モック GTXが3万3000円。10月1日から、ホカの公式オンラインストアと直営店で取り扱う。

 ホカは2009年、トレイルランニングシューズの開発をきっかけにフランス・アネシーで設立。その後、そのクッション性や推進力の高さから、トレイルランニングシーンだけではなく街中を走るオンロードランニングシーンでも注目を集め、年々シェアを伸ばし続けてきた。2019年には、オフロード向けモデルを中心としたマウンテンフットウェアのカテゴリーを新設。初代ハイクシューズ「スカイ カハ(SKY KAHA)」やマウンテンサンダル「ホパラ(HOPARA)」などを発表してきたが、ウィンターシーズン用のフットウェアは今作がブランド史上初となる。
 カハ 2 フロスト GTXは、アッパーに「ゴアテックス(GORE-TEX)」を使用している定番ハイクシューズ「カハ 2 GTX」をベースに、最高級機能中綿「プリマロフト ゴールド インサレーション(PrimaLoft® Gold Insulation)」を搭載することで高い保温性を実現。また、グローブの着用時でもシューズの着脱を容易にするためのプルトップがヒールに配されたほか、ミッドソールに軽量でクッション性のあるコンプレッションEVAフォームを、アウトソールに5mmのラグが圧倒的なトラクションを発揮する「ヴィブラム メガグリップ(VIBRAM MEGAGRIP)」を採用し、冬季の過酷な環境下でも快適な履き心地を提供する。

 一方、カハ 2 フロスト モック GTXは、アッパーを耐久性と復元性に優れた中綿「プリマロフト ブラックインサレーション(PrimaLoft® Black Insulation)」仕様のキルティングパネルとストレッチフリース素材で構成し、全体に「ゴアテックス(GORE-TEX)」を使用。また、アウトソールに「ヴィブラム メガグリップ」を採用し、シューレースシステムは着脱を容易にするクリックレース・トグルを備えた。カラー展開は両モデルとも、メンズがハニー/ウィートとブラック、ウィメンズがオーツミルク/セサミとブラックとなっている。

 発売に先駆けて、ホカは9月27日に都内で商品説明会を開催。ランニングシューズのイメージが強い同ブランドだが、今回、ウィンタースポーツに参入した理由について、担当者は「ホカは2009年に山で生まれ、その人気が山を下ってロードランナーたちにも届き、オンロードランニングシューズが誕生した経緯がある。その後、2019年にマウンテンフットウェアのカテゴリーに力を入れるようになったのは、もともとのDNAが山なので自然なことだった。そして、この根底にはトレイルランニングシューズだけでなくハイクシューズも展開することで、山を楽しむ人がもっと増えてほしいという思いがある」と説明。ホカならではの強みとして、「ハイクシューズといえば、堅牢性のイメージがあるかもしれないが、我々はクッション性や軽量を強みとしている」とコメントした。
Riku Ogawa () エディター&ライター WWDとHYPEBEAST出身でプレミアリーグのアーセナルを応援する、食道楽のエディター&ライター。お仕事のご連絡は各種SNSのDMまで。

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