【ロンドン時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は1日、英国の伝説的なロックバンドのピンク・フロイドが、ヒット曲を含む多数の楽曲の権利をソニーグループに約4億ドル(約580億円)で売却することで合意したと報じた。契約にはバンド名やメンバーの肖像権も含まれ、関連商品の販売や映画、テレビ番組などの制作が可能になるという。
同紙によれば、ピンク・フロイドは曲自体の著作権を引き続き保有する一方、録音物に関する権利をソニーに売却する。
ピンク・フロイドは「狂気」(1973年)や「ザ・ウォール」(79年)などのヒット作品で知られる。2022年にはウクライナ支援のため、28年ぶりに新曲を発表し話題となった。