ワイルドカードシリーズ第2戦
○ パドレス 5 − 4 ブレーブス ●
<現地時間10月2日 ペトコ・パーク>
ダルビッシュ有投手(38)と松井裕樹投手(28)が所属するパドレス(ナ・リーグ西地区2位・第4シード)は2日(日本時間3日)、ワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦でブレーブス(同東地区2位・第5シード)に勝利。2連勝でWCSを突破し、5日(同6日)に初戦を迎えるドジャースとの地区シリーズへ駒を進めた。
パドレス打線は1点を追う2回、二死無走者で9番・ヒガシオカが、2戦連発となる左越えソロを放ち同点。その後も1番・アラエス、2番・タティス、3番・プロファーの3連打で満塁とし、4番・マチャドが2点適時二塁打を左翼線へ運び3−1と逆転した。
なおも二死二、三塁で売り出し中の5番・メリルが、中越え2点適時二塁打を放ち5−1。二死から怒涛の6連打を記録し、満員のペトコ・パークは熱狂に包まれた。
先発のマスグローブは尻上がりの好投を披露していたが、4点リードの4回途中に緊急降板。球団は降板理由について「右ひじの張り」と発表した。
3点リードで迎えた8回、5番手のアダムが2ランを浴び1点差に迫られたものの、9回は元阪神の守護神・スアレスが3者凡退で締め逃げ切り勝ち。ホームでブレーブスに連勝し、ドジャースが待つ地区シリーズへ駒を進めた。