松重豊が監督・脚本・主演する『劇映画 孤独のグルメ』(2025年1月10日公開)より、90秒の最新予告映像が解禁となった。これまでに発表された登場人物が総出演。その中には、「第29回釜山国際映画祭」でワールドプレミア上映された際にサプライズ発表されたユ・ジェミョンも含まれている。
【動画】キャスト総出演『劇映画 孤独のグルメ』最新予告映像 『孤独のグルメ』は、同名グルメ漫画(原作:久住昌之、作画:谷口ジロー)を原作に、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描いた“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”。国内のみならず海外でも絶大な支持を得てシーズン10までシリーズを重ね、テレビ東京開局60周年記念特別企画として初めて映画化された。
「韓国が物語の重要な舞台になることは自然の流れでした」と、韓国も本作の舞台であることが明かになっていたが、ユ・ジェミョンは韓国領に迷い込んだ五郎(松重)の入国手続きを行う韓国入国審査官役で特別出演することが明らかになった。
ユ・ジェミョンは、大人気韓国ドラマ『梨泰院クラス』(20年)にて、主人公の因縁の相手であり、最凶の敵である飲食業界大手の「長家(チャンガ)」の会長チャン・デヒを演じ、日本でも多くの人の記憶に残る演技を披露。そのほかにも、シリアスなサスペンスからコメディまで幅広いジャンルの人気作品に数多く出演し、演じる役柄によって見た目だけでなく、歩き方などの動きや体型を大きく変える達者ぶりで“カメレオン俳優”と呼ばれ、韓国屈指の名バイプレイヤーとして知られている。
今回解禁された最新予告映像には、内田有紀、磯村勇斗、村田雄浩、ユ・ジェミョン、塩見三省、杏、オダギリジョーが総出演。五郎のかつての恋人・小雪(さゆき)の娘で、フランスに住む千秋(杏)とその祖父一郎(塩見)から“スープ探し”の依頼を受け、フランス・韓国・日本と世界中を駆け巡ることになる様子が映し出される。そしてこの度、長崎・五島列島も舞台になることも明らかに。しかし、何やら雲行きは怪しく…。
「おかしいな…。これはちょっとマズイな…」という台詞から五郎に最大の危機が訪れている模様。五郎にどんな危険が降りかかるのか。ただの“スープ探し”ではなかったのか!?ただ、それでも変わらず、おいしそうに料理を食べる五郎。劇映画となった『孤独のグルメ』は一体どのような物語になっているのか、より楽しみになる最新予告映像となっている。
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