俳優の北川景子が4日、森永製菓のシリーズ「森永ビスケット」の新CM「ミュシャの実写篇」で画家のミュシャとコラボレーションする。CMは8日より全国でオンエアされる。
【写真】美デコルテあらわな北川景子 新CMは、ミュシャ財団初のミュシャの世界観を実写化した内容。同シリーズのイメージキャラクターを務める北川が、植物文様で彩られた優雅な女性像などミュシャ独特の世界観をもとに、鮮やかな青のドレスを身にまとい“月の女神”を演じる。
煌々と輝く満月の下、それを模したかのような黄金色に輝くムーンライトを見つめる北川。「さくさくほどける、卵の味わい」というナレーションとともに、 ムーンライトをふっくらと焼き上げるシーンが紹介され、再び画面が戻るとこちらを見つめる北川の美しい表情が映し出される。最後は、ミュシャの代表的な作品をイメージしたポーズで、背景が満月の夜からミュシャの作品へと切り替わり、見ているだけでその世界観に引き込まれていくようなCMとなっている。
ミュシャの世界観を再現すべく大規模なセットが組まれた今回の撮影。会場に入った北川もセットを見て「すご〜い」と声を漏らすほど驚いた。撮影は、シンプルなカットが多い分、表情や体の動き、姿勢など細かな部分を調整しながら何パターンも撮影し、難易度の高い撮影となったが、北川は監督の指示にも快く対応。プレイバック中(確認中)でも、次のカットに備えてイメージトレーニングしていた。
またカメラが回っていない時でも、スタッフを気遣っていたり、説明にも丁寧に耳を傾けたりした。「仕事関係なく森永ビスケットが好き」と語っていた北川は、撮影の合間にもビスケットを口にしていた。
また、ミュシャの作品が以前から好きとのことで、展覧会に訪れるだけでなく、画集やアイテムも持っているという。撮影終了後のインタビューで、CMの見どころについて聞かれると「セットや衣装など、細部までのこだわりがミュシャの世界観をつくりだしているのでそこを注目してほしい」とコメント。また、全長4メートルのオリジナル衣装も見どころのひとつに挙げた。また、ビスケットは「夜、子どもが寝た後のおやつタイムで好きな飲み物と一緒に食べています」と回答していた。