きのう夕方、静岡県浜松市で突風が発生し、住宅などへの被害が相次ぎました。気象庁はきょう、機動調査班を派遣して現地調査を始めました。
静岡県浜松市を襲った突風。犬小屋が飛ばされているのがわかります。
一夜明けたきょう、気象庁の機動調査班が、突風の被害があった浜松市の現場に到着し、調査を開始しました。
記者
「こちらも突風による被害でしょうか。ビニールハウスがぺしゃんこに潰れて、骨組みもバラバラに折れてしまっています」
きのう午後5時半すぎ、静岡県浜松市中央区で、「突風が吹いた」などと、消防への通報が相次ぎました。
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浜松市などによりますと、建物の屋根や壁が壊れ、車が飛ばされるなどの被害が、少なくとも13か所で確認されています。
突風の目撃者
「最初ゴーという音がして “竜巻”がこっちに向かってくるのが見えた」
この突風で、自宅にいた12歳の男の子が、割れた窓ガラスで足の指を切る軽いけがをしました。
気象庁の機動調査班は、壊れた家などを目視で確認し、突風が発生したときの様子を住民から聞き取るなどして、調査を進めています。
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