【バスケ】Bリーグ2戦目の渡辺雄太が負傷退場も…千葉Jが2連勝 富樫勇樹が13得点

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2024年10月06日 16:13  日刊スポーツ

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千葉J対宇都宮 第1Q、パスを出す千葉J渡辺(撮影・鈴木みどり)

<Bリーグ:千葉ジェッツ80−61宇都宮ブレックス>◇1部(B1)◇第1節◇6日◇千葉・ららアリーナ東京ベイ



バスケットボールB1千葉Jが開幕2連勝を決めた。序盤に渡辺雄太(29)が負傷退場した影響を感じさせない快勝を見せた。


渡辺は前日5日のBリーグデビューに続き、2戦目も先発。第1クオーター(Q)開始約1分30秒でレイアップシュートで先制。約30秒後には3点シュートで5−0とした。


しかし、11−7の6分3秒に悲劇が起こる。右からジャンプしながら3点シュートを狙ったが、着地時に足をひねった。左足首を押さえうずくまると、会場からは悲鳴が起こった。苦悶(くもん)の表情を浮かべ、スタッフに両肩を支えながらコートをあとにした。しかし、チームは流れを止めず、第1Qを21−12で終えた。


第2Qは、富樫勇樹(31)が躍動。5分34秒で3点シュートを決め、この日初得点。6分54秒には、右からドリブルで切れ込む。ファウルを受けながらシュートを決めると、ほえた。さらに7分49秒。正面から再びファウルを受けながら外角シュートを沈める。パリ五輪でもともに戦ったチームメートの無念を晴らすかのように、第2Qだけで10得点。47−27で前半を折り返した。


第3Qも得点を重ね、66−47とリードを保つ。第4Qは、渡辺に代わって出場した西村文男がキレのあるドリブルを披露。富樫も3点シュートを決め、この日13得点9アシスト。80−61で試合を締めた。


富樫は「最高の雰囲気の中で、ライバルチーム相手に勝利することができて良かった」と喜んだ。「試合を重ねるごとにステップアップを感じる。目指すところは上にある。成長しながら優勝を目指したい」と宣言した。

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