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<バスケットボールB3:八王子82−80新潟>◇6日◇第2節◇アオーレ長岡
新潟が八王子に競り負け、B1時代の18年以来、6年ぶりのホーム開幕連勝を逃した。80−82の第4クオーター(Q)残り7・2秒。スローインからイバン・ラベネル(34)がドリブルで切り込みファウルを奪取も、獲得したフリースロー2本をともに失敗。同点機を逸し、逃げ切られた。
鵜沢潤監督(42)は「リードしても点差を広げられず、逆転されてしまった」と、たたみかけられなかった展開に厳しい表情をみせた。第2Qには最大6点リードも、前半は2点を勝ち越されて終了。逆に最終Qは、8点ビハインドからSF大矢孝太朗(30)の2本の3点シュートなどで1点を勝ち越したが、その勢いを維持できなかった。大矢は「引き離せる場面でミス。そういうときこそ丁寧にプレーしないと」。ターンオーバー13個。その多くが失点につながるなど、要所で出たミスを猛省した。
攻撃は、開幕4試合で平均82・8点と高い得点力を披露。この日も新助っ人アント・ネルソン(25)が両チーム最多25得点と存在感を示した。ただ、鵜沢監督は「取ってくれたのはいいが、本来は多くの選手に得点が散らばらなければ」と指摘。ディフェンス面と合わせ、チーム力の底上げを求めた。【斎藤慎一郎】
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