前節連勝ストップも、バルサがアラベスに3発快勝! レヴァンドフスキが前半だけでハットトリック

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2024年10月07日 04:14  サッカーキング

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レヴァンドフスキ3発でバルサが快勝 [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第9節が6日に行われ、バルセロナは敵地でアラベスと対戦した。

 今季は開幕7連勝と爆発的な好スタートを切ったバルセロナだったが、9月28日に行われた前節のオサスナ戦を2−4で落とし、今季初黒星を喫した。直後に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節ではヤングボーイズを5−0で粉砕し、代表ウィーク前最後のリーグ戦で白星を目指す。ここまで3勝1分4敗の成績で勝ち点「10」を積み上げているアラベスの本拠地に乗り込んだ。

 キックオフ直後の5分、バルセロナにアクシデントが発生。フェラン・トーレスが右もも裏を痛めてプレー続行が不可能となり、急きょエリック・ガルシアを投入。中盤の組み合わせを変えた上で、左ウイングにハフィーニャを配置した。

 バルセロナは予期せぬ交代カードを切ったものの、チームは動揺を見せることなく、直後の7分に先制に成功。敵陣右サイドでフリーキックを獲得すると、ハフィーニャが左足でインスイングのボールを送り、ロベルト・レヴァンドフスキが見事な動き直しからヘディングシュートでゴールネットを揺らした。

 早い時間帯で先手を取ったバルセロナは、続く22分にもハフィーニャが躍動。左サイドでうまく相手と入れ替わり、ドリブルでボックス左までボールを持ち運ぶと、GKの位置を見て“決めるだけ”の折り返し。最後はレヴァンドフスキが難なく押し込み、9番の“ドブレーテ”でリードを広げた。

 こうなるとレヴァンドフスキは止まらない。32分には敵陣へ押し込んだ状態のなか、マルク・カサドが中央を破るパスを通すと、E・ガルシアのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキが、ボックス右から腰を捻ってうまくねじ込む。レヴァンドフスキが前半だけでハットトリックを達成し、今季ラ・リーガでのゴール数は早くも二桁に到達。バルセロナが3点をリードした。

 前半終了間際の45分には、アラベスが一矢を報いる。敵陣右サイドで中央を向いたナウエル・テナグリアが左足でクロスボールを送ると、うまく相手の背後をとったトニ・マルティネスがヘッドでゴールネットを揺らす。だが、テナグリアがボールを引き出したタイミングでオフサイドが認められ、得点は認められなかった。

 バルセロナの3点リードで後半に入ると、ホームチームが前へ出る時間を作ったが、バルセロナ守備陣はゴールを許さない。反撃のきっかけを与えずに凌ぎ切ると、レヴァンドフスキや途中出場のアンス・ファティがゴールに迫る場面も作ったものの、後半に両チームがゴールネットを揺らすことはなく、試合はタイムアップを迎えた。

 前節連勝がストップしたバルセロナが、アウェイゲームで再び勝利を飾り、2位につけるレアル・マドリードとのポイント差「3」をキープした。一方、アラベスはこれで3連敗となっている。

 この後、欧州各国主要リーグはインターナショナルマッチウィークに突入。次節、バルセロナは20日にホームでセビージャと、アラベスは18日にホームでバジャドリードと、それぞれ対戦する。

【スコア】
アラベス 0−3 バルセロナ

【得点者】
0−1 7分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
0−2 22分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
0−3 32分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)

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