田崎史郎氏、石破首相の判断は「厳しいジャッジ」も一部非公認には「党が持ちませんし…」

2

2024年10月07日 15:06  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

国会議事堂(2016年撮影)

政治ジャーナリストの田崎史郎氏が7日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演。石破茂首相が6日、自民党派閥裏金事件を受けて「裏金議員」の一部を衆院選(15日公示、27日投開票)で非公認とするなどの方針を示したことについて言及した。


非公認の対象には旧安倍派幹部らが含まれる。石破首相はまた、政治資金収支報告書への不記載が確認された「裏金議員」を原則公認した上で、比例代表への重複立候補は全員認めない方針も示したが、旧安倍派派議員からは猛反発の声が起きている。


方針転換の理由について田崎氏は「トータルで言えば衆議院選挙で、自民党と公明党併せて過半数取れない可能性が出てきた。与党にとっては境目の過半数への不安が1番の根底にある」とした。


さらに、比例代表との重複立候補は「国民にとっては不思議な制度」とした上で「落ちた人が戻ってこられるということなんですが、議員にとっては非常に大事なセーフティーネットということ。ただし、分かりづらいと言えば国民にはわかりづらいですね」とした。


不記載があった議員の比例重複は認めないとしたことについて、田崎氏は「厳しいジャッジ」と指摘。「なぜ公認するのかという意見があるので、批判に応えようとして、まずは比例代表との重複立候補は辞めさせる。わかりやすく、すぱっと全員非公認と言ってしまうのが楽なんですが、党が持ちませんし、候補者もいまさら入れ替えられませんので、そういうことで理解を得ようとしている」と説明した。

このニュースに関するつぶやき

  • 自民党は議員数を減らしますね!
    • イイネ!9
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定