ヤマハは10月7日、保有技術の一部をAPIとして事業者向けに提供する「Yamaha Music Connect API」をスタートした。音楽ファイルから、ボーカル、ギター、ドラムなどの音を分離する「音源分離」や、MIDI音源を自然な楽譜データ(MusicXML)の形式に変換する「MIDI-楽譜変換」など6種類のAPIを公開した。
「音源分離」「MIDI-楽譜変換」に加え、音楽ファイルから楽曲の構造を解析し、コード進行やサビなどの構成を推定する「楽曲解析」、ピアノ演奏の音楽ファイルから演奏者が打鍵したすべての音を抽出し、MIDIに変換する「ピアノ演奏採譜」、楽譜データ(MusicXML)を解析し、初心者から上級者用までさまざまな編曲を行う「楽譜難易度アレンジ」を提供する。
問い合わせフォームから連絡し、ヒアリングを経て無償トライアルを利用後、ニーズに応じた契約を行う形だ。
今後、APIのラインアップを拡大していく。
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