スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」が開園から2年を迎える2024年11月、6日間限定で新たなイベント企画「ジブリパークの“ ”世界」を開催することがわかった。発表に伴い、コンセプトアートとコンセプトムービーが公開された。
ジブリパークは愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にある、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設だ。長く親しまれてきた公園の歴史や環境を大切にしながら、「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」、「もののけの里」、「魔女の谷」の5つのエリアが作られた。
「ジブリの大倉庫」は、“ジブリ”にまつわる様々な展示が詰まった大空間の屋内施設だ。「青春の丘」には、『耳をすませば』に登場する「地球屋」などの建物がある。「どんどこ森」は『となりのトトロ』の世界が感じられ、「サツキとメイの家」の裏手の山を登ると、トトロを模した木製遊具「どんどこ堂」が待っている。
「もののけの里」は、隣接する「あいちサトラボ」と一体となった里山的風景が広がるエリアで、体験学習施設「タタラ場」がある。「魔女の谷」は、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった、魔女と魔法にまつわる作品をイメージしたエリアだ。
このたび開催される「ジブリパークの“ ”世界」はその開園から2年となる2024年11 月、2日〜4日と15日〜17日の6日間限定で開催されるイベント企画となる。コンセプトアートには、映画『耳をすませば』で主人公・月島雫が偶然たどりついた、アンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」と、その地球屋を見上げてまさに耳をすませる女の子が描かれている。
そしてコンセプトムービーでは、愛・地球博記念公園をゆっくりとさんぽしているような情景が映され、こちらにも女の子が耳をすませる印象的なシーンが登場する。はたしてどのようなイベント企画になっているのか。そして意味深なタイトルが意味するものとは。誰もまだ体感したことのないスタジオジブリの世界に誘われるイベントに期待が高まる。
「ジブリパークの“ ”世界」は、11月2日〜4日と15日〜17日の6日間限定で、ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内で開催される。料金は有料(事前申込制)。10月15日、さらなる新情報が発表される。
「ジブリパークの“ ”世界」イベント概要
日程:11月2日(土)-4日(月)、15日(金)-17日(日) 6日間限定
場所:ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内
料金:有料(事前申込制)
(C)Studio Ghibli