ワークマンの「2900円洗えるダウンジャケット」は薄手なのに暖かくて乾きやすい 持ち運び楽々な軽量コンパクトアウター

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2024年10月08日 20:50  Fav-Log by ITmedia

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 寒暖差が激しいシーンで活躍するワークマンの定番商品「REPAIR-TECH(リペアテック)洗えるフュージョンダウンライトジャケット」は、シンプルな薄手のダウンジャケット。携行するのに便利な収納袋付きです。

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 販売価格は2900円(税込、以下同)。2024年モデルは400円アップしましたが、それでもお買い得と言えるでしょう。本記事では、本製品を愛用している筆者が魅力を詳しく解説します。

●毎年改良されているダウンライトジャケット

 REPAIR-TECH(リペアテック)洗えるフュージョンダウンライトジャケットの最初のモデルが発売されたのは2020年の秋冬シーズンです。この年、ワークマンは天然ダウンに吸湿発熱わたを組み合わせた画期的な「フュージョンダウン」を開発し、本格的にダウンウエア市場に参入しました。

 ノーカラーでドットボタン留めという基本的な仕様は初年度から変わらないのですが、2021年には針の突き刺し穴を自己修復する「リペアテック」を表地に採用。あわせてサイズ感をミリ単位で微調整し、より快適にフィットするようになりました。

 2022年は光沢感を抑えた上質な表地に変更。さらに中わたの分量をパーツごとに見直して、動きやすさを高めています。

 2023年はサステナブルな取り組みとしてリサイクルダウンに変更。そして2024年は、ドットボタンの直径を12mmから13mmにアップし、接合強度を高めています。

 カラーのみを変更して継続販売する商品が多い中、ユーザーの声を反映しながら休むことなく改良を続けているのが、このライトジャケットなのです。

●薄いのに暖かい!

 5シーズンも売れ続けている最大の理由は、この薄さからは想像できないほど暖かいからです。最新モデルの中わたはリサイクルダウン40%、吸湿発熱わた60%の「フュージョンダウンプラス」で、吸湿発熱効果が高いだけでなく、ぬれにくく乾きやすいという特性も持っています。

 商品名に「洗える」とあるように家庭での洗濯が可能で、しかも洗濯後に中わたが片寄りにくいのです。

 そして、フュージョンダウンプラスの保温機能をアシストしているのが、裏地に使われているブラックアルミです。これは生地にアルミを蒸着させたもので、遠赤外線を放射して保温性を高めるという効果があります。

 また、これ自体にも吸湿発熱効果があるというのも見逃せません。表地には撥水加工が施されており、多少の雨なら弾いてくれます。

 サイズはSからLLまでで、カラーはベージュ、チャコール、ダークイエロー、ブラックの4色。ブラックとチャコールには3Lがあります。なお、限定生産となるダークイエローにはSサイズがありません。

●軽くて持ち歩きやすいサイズ

 本製品は、実測で238g(Lサイズ、収納袋込み)という軽さです。脱ぎ着のしやすさや防風性を考慮するなら前合わせにファスナーがあったほうが良いでしょうが、コンパクトな収納サイズと軽さを優先したのだと思われます。

 なおワークマンでは本製品とライトベスト、ハーフジャケット、ライトパンツの4点を「ライトインナー」と位置付けており、ミドルレイヤーとして使うことも想定して開発しています。

●旅先やキャンプでも大活躍

 筆者はこのライトインナーシリーズが登場してすぐにジャケットとパンツを購入しました。1枚羽織るだけで体感温度はかなり変わりますし、暑くなって脱いでも邪魔にならないという点が最も気に入っています。

 特に冬期のキャンプでは、深夜に予想以上に気温が下がってしまい、シュラフの中でこれを着て寝たことも一度や二度ではありません。

 価格が2500円から2900円にアップしましたが、それでも軽防寒用のダウンジャケットとしてはかなりお買い得です。本格的に寒くなると一気に在庫が減ってしまうので、欲しい方はサイズとカラーが選べるうちに購入することをおすすめします。

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