【陸上】パリ五輪やり投げ金の北口榛花がオリンピックコンサート出演「涙をこらえるのに必死で」

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2024年10月08日 23:05  日刊スポーツ

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コンサート後に取材に応じた北口(左)と江村

日本オリンピック委員会(JOC)主催の「オリンピックコンサート」が8日に都内で開催され、今夏のパリ五輪・パラリンピックに出場した13選手が出演した。


陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花(26=JAL)はオーケストラの生演奏を聞きながら競技映像を振り返るイベントに、「すごく感動しましたし、絶対泣かないようにしようと思って、涙をこらえるのに必死でした」と気持ちが込み上げたという。壇上ではどんな大会だったかを聞かれ、「あまり調子が良くなくて。でも、周りの皆さんは金メダルだろうと言ってくださる方が多くて。試合当日まで不安でしょうがなかったんですけど、最後の最後まで自分を信じ抜くことできたからの金メダルだと思いますし、これからも自分をもっと信じていいんだなと思えた大会でした」と応えた。


会後には「今まで自分のことをあんまり信じれてなかったなっていうのがあって。自分の感覚だったり、そういうものがあまり周りの人に理解されない部分が多かった」と重ねて説明。周囲の意見に流される事も多かった反省から、「自分の感覚を第一に取り組んでこられて、金メダルを取ることができた。これからも自分の感覚を信じていいんだという1つのきっかけになりました」と丁寧に続けた。鍵は柔軟性で、「自分の武器。殺さないトレーニングを模索していけたら」と見据えた。【阿部健吾】

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