「グラングリーン大阪」南館が25年3月にオープン、どんな施設が入る?

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2024年10月09日 11:01  ITmedia ビジネスオンライン

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「グラングリーン大阪」南館が25年3月に誕生

 三菱地所(東京都千代田区)を代表とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社は、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」南館を2025年3月21日にオープンすると発表した。


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 グラングリーン大阪は、JR大阪駅の北側に位置する都市公園併設の複合商業施設。うめきた公園、南街区(ゲートタワー、パークタワー、サウスタワー、タワーマンション)、北街区(ノースタワー、タワーマンション)から構成されており、うめきた公園と北街区の一部は9月6日に先行開業した。


●55店舗からなる「ショップ&レストラン」がオープン


 南館では、55店舗からなる「ショップ&レストラン」がオープン。1階には、カウンター席がメインの隠れ家レストランが7店舗集まった「GRAND CHEFS' VALLEY」が開業する。「大阪から日本の食文化の素晴らしさを正しく世界に発信する」とし、特別な料理を提供するという。


 3階の「UMEKITA GRAND TABLES」は、宴会やカンファレンス前後など、ビジネスシーンも想定した飲食ゾーン。西洋スタイルの高級ステーキ店「RUTH'S CHRIS STEAK HOUSE」やイタリア料理店「BRIANZA OSAKA」、うなぎ料理店「うな富士」など6店舗がオープン。ゆったりと食事が楽しめるレストランからは、うめきた公園を眺められる設計にしている。


 地下1階には 食と文化を体験できる大規模フードマーケット「Time Out Market」がアジア初進出。約3000平方メートルのスペースに、17のレストランと2つのバー、イベントスペースを集積し、「くいだおれ」の街と称される、大阪ならではの、食を通じた世界の人々との交流体験を届ける。


●ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドが日本初上陸


 ホテル阪急グランレスパイア大阪が5〜27階に、ウォルドーフ・アストリア大阪が2、28〜38階に、それぞれ2025年春に開業する。ウォルドーフ・アストリアはヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドで、日本初上陸となる。


 4階のコングレスクエア グラングリーン大阪は、190〜740平方メートルのホールや35〜160平方メートルの会議室・控室を備えるカンファレンス施設。大きな窓から柔らかな自然光が入るホワイエ、天井高5〜7メートルの空間に木目を取り入れたホールが、人・モノ・コトの出会いと交流をうながすという。


 グラングリーン大阪は、2027年春ごろにうめきた公園後行工区(ノースパークの一部)がオープンし、同年度に全体まちびらきを予定している。



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