夫婦の月の年金25万5000円「生活費以外に年間平均70万〜80万円の支出」67歳男性が教えてくれた家計管理と節約の工夫

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2024年10月09日 12:21  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福岡県在住67歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福岡県在住67歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:67歳男性
同居家族構成:本人、妻(67歳)
居住地:福岡県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の資産:預貯金3000万円、リスク資産1200万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金37年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万円
老齢厚生年金(厚生年金):11万5000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):個人年金70万円(年額)

配偶者の年金や収入:年金96万円(年額)

「贅沢はできないが普通に生活できている」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「どちらでもない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「贅沢はできないが、普通に生活できているためです」と語っています。

ひと月の支出は約「25万5000円」。夫婦の年金で「毎月賄えている」と回答されています。

「補助金を活用して省エネ家電購入や二重窓等を工事」

年金以外に「株式配当金、利金等で50万円(年税額引前)」の収入があるという投稿者。

家計について「月の支出はほぼ生活費で、これ以外に旅行や家電の買い替え、車の購入など、年間で平均すると70万〜80万円の支出があります」と述べ、生活費以外の支出については「旅行用に積み立てた預金の取り崩し、(前述の)配当金や株式売買益で賄っています」と説明。

日常生活では「太陽光発電と蓄電池を導入。節電を心がけています。また省エネ家電購入や二重窓等工事などを積極的に行い、補助金を有意義に活用しています」と自治体の制度を利用して節約につなげているそうです。

「今後のことを考えると安易に資産を取り崩せない」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「老後の生活に備え、貯蓄は積極的に行っていましたが、100%預貯金で、資金運用をしなかったことが最大の後悔です」と回答。

「多少の金融資産があっても、今後のことを考えると安易に使えず、少しでも資産を増やすことを日々考えています。老後の心配が無くなれば、消費に充てられるのにと思います」と、いまだ息を抜けない様子です。

いっぽうで「現役時代は子供の教育費や家のローンなど、家計が苦しいこともありました」と回顧しつつ、「おかげさまで普段の生活は年金で賄えていますので、日々の家計の心配がないのが喜びです」と金銭面では安定した生活を送られているようでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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  • IDECOでとりあえず月5000円から積み立てするか迷ってるんだよなぁ。
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