○ パドレス 6−5 ドジャース ●
<現地時間10月8日 ペトコ・パーク>
ワイルドカード1番手のサンディエゴ・パドレスが西地区王者ドジャースとの地区シリーズ第3戦に勝利。シリーズ成績を2勝1敗とし、2年ぶりの優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
パドレスは1点を追う2回裏、4番マニー・マチャドが中前安打で先頭出塁。続くジャクソン・メリルが強烈な一ゴロを打つと、一塁手フリーマンの二塁送球が走者マチャドのヘルメットをかすめて左翼へ抜け、無死一、三塁とチャンス拡大。6番ザンダー・ボガーツは遊ゴロに打ち取られるも、併殺を狙った遊撃手ロハスの野選によりオールセーフ。同点の三塁走者が生還した。
なおも無死一、二塁のチャンスで7番デービッド・ペラルタが右翼線への2点適時二塁打を放って勝ち越しに成功。勢い止まらず8番ジェーク・クロネンワースが内野安打で繋ぎ、9番カイル・ヒガシオカの中犠飛で追加点を挙げた。さらに、2番フェルナンド・タティスJr.が今季ポストシーズン第4号となる2ラン本塁打。2戦連続の一発を左翼スタンドに叩き込み、一挙6得点の猛攻を締め括った。
続く3回表、先発右腕マイケル・キングが3連打から一死満塁のピンチを招き、4番テオスカー・ヘルナンデスにグランドスラムを被弾。1点差まで詰め寄られるも、以降は一人の走者も許さず5回を投げ切ってブルペン陣にバトンパス。6回表を2番手ジェレミア・エストラダ、7回表は3番手ジェイソン・アダムがともに三者凡退に抑えた。
8回表、4番手タナー・スコットが先頭の大谷翔平、2番ベッツを続けて打ち取り、3番フリーマンに安打を浴びたところで守護神ロベルト・スアレスを投入。4番ヘルナンデスを一飛に仕留め、9回表に跨いで4アウトセーブに成功。球団史上最多47,744人を動員した本拠地で乱打戦を制した。