バルセロナに所属する元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが自身の喫煙について言及した。9日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
現在34歳のシュチェスニーは2006年1月にアーセナルの下部組織に加入し、2009−10シーズン途中にトップチームデビューを飾った。途中ブレントフォードとローマへのレンタル移籍を経験しつつ、同クラブで公式戦181試合に出場すると、2017年夏にユヴェントスへ完全移籍加入。2018−19シーズン開幕前には元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン氏が長らく背負っていた「1番」を継承し、公式戦通算252試合でゴールマウスを守った。
今夏にはユヴェントスとの契約を1年前倒しで解除し、現役引退を表明。しかし、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが長期離脱を強いられたバルセロナからの誘いを受けて復帰を決断し、今月2日に1年契約での加入が正式発表された。
新天地での活躍に注目が集まるシュチェスニーだが、これまで度々喫煙している姿が目撃されている。また、アーセナル在籍時の2015年には敗戦後のシャワールームでタバコを吸い、クラブから問題視されたという過去もある。自身の喫煙習慣について問われたシュチェスニーは次のように語り、ピッチ上でのプレーに影響がないことを強調した。
「僕がタバコを吸うことは私生活において変わらないし、誰にも関係のないことだよ。それほど影響はないと思っているし、ピッチ上では2倍の努力をする。子どもたちに悪影響がないように、彼らの前では吸わないことにしているよ。僕はずっとこうしてきたし、他人には関係のない話だ。誰も気にしないであろう話ではなく、一人のGKとして評価されたい」
なお、シュチェスニーはバルセロナで未だ公式戦には出場しておらず、インターナショナルウィーク明けの新天地デビューが期待されている。