6年ぶりにGI馬の府中牝馬S制覇なるか エ女王杯覇者が11カ月ぶり復帰

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2024年10月10日 18:28  netkeiba

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昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ(昨年11月撮影、ユーザー提供:DKさん)
 昨年のエリザベス女王杯覇者のブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)が、府中牝馬ステークス(3歳上牝・GII・芝1800m)で11カ月ぶりの復帰戦を迎える。

 ブレイディヴェーグは父ロードカナロア、母インナーアージ、母の父ディープインパクトの血統。母はJRAで4勝を挙げたオープン馬。叔母のミッキークイーンは15年のオークスと秋華賞の覇者。いとこのエピファニーは今年の小倉大賞典、同じくミッキーゴージャスは愛知杯を制している。

 ここまで5戦3勝。デビュー2戦目から楽勝続きの2連勝。重賞初挑戦のローズSはマスクトディーヴァに差し届かずの2着だったが、続くエリザベス女王杯でGI初挑戦初制覇を果たした。同世代の三冠牝馬・リバティアイランドとは未対戦だが、伍して戦える逸材だ。ただ、今回は約11カ月ぶりの実戦とあって、仕上がりがカギになる。

 11年からGIIとなった府中牝馬Sだが、意外にもJRA・GI勝ち馬の勝利は少ない。近10年に限ると18年のディアドラの1頭のみ。20年にはラヴズオンリーユーが1番人気で5着、22年にはソダシが同じく2着に敗れている。ブレイディヴェーグはジンクスを克服し、2つ目の重賞タイトル獲得となるか。秋のGIを見据える大物の走りに要注目となる。

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