池松壮亮、ネタバレ寸前トークを水上恒司がフォロー「お客さんは大丈夫ですけど記者の方々が」【本心】

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2024年10月10日 23:04  モデルプレス

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「本心」スペシャルアフタートークに出席した池松壮亮、水上恒司(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/10/10】俳優の池松壮亮、水上恒司が10日、都内で行なわれた映画「本心」(11月8日公開)のスペシャルアフタートークに、共演の三吉彩花、田中裕子、メガホンをとった石井裕也監督とともに出席。ネタバレを気にする場面があった。

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◆池松壮亮、3時間映画鑑賞後の観客を心配

本作は、今からさらにデジタル化が進み、“リアル”と“ヴァーチャル”の境界が曖昧になった少し先の将来が舞台。亡くなった母(田中)の“本心”を知るためAIで彼女を蘇らせることを選択する青年・石川朔也(池松)と、彼を取り巻く人間の【心】と【本質】に迫る革新的なヒューマンミステリーとなっている。

上映前に行われた完成披露舞台挨拶と本編を観終えたばかりの観客の前に再登壇した池松は、本作を観た際の感想を求められると、まずは「観ていただいてありがとうございました」と感謝し、「感想よりもみなさん、お手洗いとか大丈夫かなと心配してます。(完成披露舞台挨拶を)30分やって、本編をやって(アフタートークを含めると)3時間ですからね。トイレに行きたくなったりしたらどんどん行ってほしいし、帰りたくなったら余韻だけ持って帰ってください」と観客を心配した。

◆水上恒司、記者に念押ししたこと

また「1回朔也を通っているので、現場で自分の体を通して体感したことがもう一度戻ってきて、観終わったときは放心状態だったし、朔也を通してちょっと未来を覗いて生きる実感というものを手放したくないな、それが各々どこにあるかは観た人それぞれでしょうけど、生きる実感をこの映画に見せてもらった気がします」と吐露。「僕自身は朔也を演じながら来る未来に祈る気持ち、いい未来になんとかなってほしいですし、ならなくても、朔也みたいに迷いながらでもいいから生きる実感を手放さないでほしいと、観終わったあとの余韻がいまだに残っています。みなさんにいい余韻が残っていたらいいなという風に思っています」と目を輝かせた。

また、ネタバレOKで印象的だったシーンについて聞かれると、池松は「ネタバレにならないように話しますけど…」と気を使い、水上が「ネタバレしていいって(言っていた)」と声をかけると、池松は「お客さんは大丈夫ですけど記者の方々が残ってくださっているので」といい、これに水上は「絶対に書かないでくださいね!」と記者にお願いして会場の笑いを誘った。

そして、ネタバレに気をつけながら話していた池松だったが、だんだんとネタバレせずには話せない内容になってしまい、池松が「あっ、これはネタバレかな…」と心配すると、水上は再び記者席を見つめ「絶対に書かないでくださいよ!」と念を押した。

そんな水上は、クランクアップ直前に撮影したシーンを話した後に「そのシーンでクランクアップだったんですけど、極め付けは、そこの近くにあった木材にカブトムシがいてすごく嬉しかったですね。僕、野生のカブトムシを見るのがはじめてでして、僕が育った福岡市の東区のほうはいなかったので、それはすごく嬉しかったですね。“カブトムシだー!”って思いながら帰りましたね」と目を輝かせると、三吉は「極め付けがカブトムシで合ってる?(笑)」とツッコんだ。(modelpress編集部)

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