お笑い以外にも活動の幅を広げるゆりやんレトリィバァが、白石和彌監督の映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)に出演していることが明らかになった。ゆりやんと白石監督といえば、動画配信サービス「Netflix」で配信中のNetflixシリーズ『極悪女王』でも話題沸騰中。『極悪女王』では、女子プロレスの最強ヒール、ダンプ松本役を熱演したが、『十一人の賊軍』では、戦で疲弊する兵士たちに明るくおにぎりを配る村娘役にふんしている。
【画像】映画『十一人の賊軍』13人のキャラクターポスター 『十一人の賊軍』は、「日本侠客伝」シリーズ(1964年-)、「仁義なき戦い」シリーズ(73 年-)などを手がけ、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之、白石監督、脚本の池上純哉ら平成ヤクザ映画の金字塔『孤狼の血』チームが映画化した集団抗争劇。
明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田(しばた)藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就き、死闘を繰り広げる。俳優の山田孝之と仲野太賀が主演を務める。
『極悪女王』のプロジェクトが進行している中、白石監督との信頼関係も完璧な状態で『十一人の賊軍』の撮影に挑んだゆりやんは、「『十一人の賊軍』おもしろすぎます!!!! 1秒1秒が見逃せなくて、笑って泣いて手に汗握っている間にあっという間に終わってしまいました。観た人誰しも十二人目の賊軍になりたくなるはずです!!!私も実はおむすびを運ぶ娘役で出させていただき、うれしすぎました!『一人のおむすび軍』(?)私の師匠・コロコロチキチキペッパーズナダルさんが未だかつてみせたことがないかっこいい姿にもご注目ください。地球人全員白石和彌監督に一生ついていきます!」とコメントを寄せている。
あわせて、13人のキャラクタービジュアルも解禁。決死隊メンバー(=賊軍)である政(山田)と鷲尾兵士郎(仲野)、赤丹(尾上右近)、なつ(鞘師里保)、ノロ(佐久本宝)、引導(千原せいじ)、おろしや(岡山天音)、三途(松浦祐也)、二枚目(一ノ瀬颯)、辻斬(小柳亮太)、爺っつぁん(本山力)ら11人と、罪人たちの運命と深く関わりを持つ山縣狂介(玉木宏)、溝口内匠(阿部サダヲ)。
右側に各キャラクターの顔の半分が配置され、もう半分に本予告で主人公・政が強烈な表情と振り絞るような叫び声で話題となった台詞「くたばりやがれぇぇ」と共に、各キャラクターの心情あふれる台詞が刻まれたインパクトのあるビジュアルとなっている。