近20年で2桁人気馬の勝利は一度 秋華賞の平均配当を調べると…

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2024年10月11日 12:00  netkeiba

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08年の秋華賞は3連単1000万円超えの大波乱となった(08年10月撮影、(C)netkeiba)
 秋華賞で2桁人気馬の勝利は08年の11番人気ブラックエンブレムが最後となっている。果たして人気馬で堅いのか、そして近20年の平均配当はいくらなのか。単勝、馬連、3連単で分析し、最近の配当傾向を伝える。

 早速、平均配当を見てみよう。単勝は549.5円、馬連は2932.5円、3連単は59万6568.5円となっている。単勝は平穏に思えるが、1番人気と2番人気が6勝ずつ、3番人気が5勝、4番人気が2勝、11番人気が1勝だから、「1番人気で堅い」というわけではない。また、馬連も20回中18回が5000円未満だから、波乱は少ない。ただ、5番人気が4連対、6〜8番人気も4連対しているので、中穴はそれなりに出ている。

 最後に3連単だ。平均配当は50万円を超えているが、これは08年が1000万円超えとなったため。この年を除くと49965.8円となるので、そこまで荒れているわけではない。とはいえ、3着に2桁人気が突っ込んだことは4回ある。超人気薄が連対するケースは稀だが、3着はたまにある、と考えておきたい。

 以上を考えると1着は1〜3番人気、2着は1〜8番人気、3着は2桁人気にも一応注意という感じだろうか。果たして今年はどんな結末が待っているのか、発走のときを心待ちにしたい。

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