預金100万円・月の年金14万円で退職後は「ダブルワークしながら旅行三昧です」と語る66歳男性の老後一人暮らし

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2024年10月11日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住66歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住66歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:66歳男性
同居家族構成:本人のみ
居住地:愛知県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:300万円
現在の資産:預貯金100万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金43年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万円
老齢厚生年金(厚生年金):8万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

「生活できる年金額を期待していた」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「現在を生活できるに足る金額を期待していたから」と語っています。

ひと月の支出は約「16万円」。年金だけでは「年の半分くらい足りない」と回答されています。

「まかない付きは有り難い」

年金で足りない支出は「ダブルワークの月額給与17万円」で賄っているという投稿者。

ダブルワークの内容について「一つ目はホテルの設備担当で、社会保険に加入して月額12万円の収入です。社会保険のメリットを優先しています」とのこと。「二つ目はレストランのキッチンです。まかない付きは有り難いですね、週3回で月額5万円」の収入だといいます。

年金生活においては「独り身なので、安い住居に引っ越して、保険、スマホ、車を全て見直し支出の総点検をしました」と節約を意識しているそうです。

「離婚後、やりたいことをすることにした」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「飲み歩いての散財(を控えること)でしょうか。しかし、私には貯蓄と倹約は出来なかったと思います」と振り返ります。

今後の生活については「働けなくなることを考えると不安。子供には迷惑をかけたくないです。ただそれだけです!」とコメント。

いっぽうで「今はまだダブルワークしていますので旅行三昧です。熟年離婚して、改めてやりたいことをすることにしました。いつかはボケ老人ですから。だから出来ない理由を考えないで、出来る工夫をしようと思います」と話してくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

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