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札幌の繁華街・ススキノのホテルで男性会社員(当時62歳)を殺害して遺体を切断したとして、無職の田村瑠奈被告(30)ら親子3人が殺人罪などに問われた事件で、札幌地裁が瑠奈被告の刑事責任能力を調べるため、精神鑑定の実施を決定していたことが11日、関係者への取材で判明した。
瑠奈被告は2月までの半年間の札幌地検による起訴前鑑定で刑事責任能力があると判断されていた。精神鑑定は2回目になる。関係者によると、瑠奈被告の弁護人が裁判所に請求し、9月に決定したという。
起訴状によると、瑠奈被告は2023年7月1日、札幌市のホテルで恵庭市の男性を殺害。頭部を切断し、自宅へ持ち帰り損壊したとしている。【後藤佳怜】
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