【ラグビー】女子15人制日本代表は3連敗で終了 25年W杯へ「厳しく修正しないと」WXV2

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2024年10月12日 01:59  日刊スポーツ

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10月5日、WXV2第2戦のスコットランド戦に臨む日本代表(C)JRFU

<ラグビー・WXV2:日本10−19ウェールズ>◇11日◇南アフリカ・ケープタウン



女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク11位)が3連敗を喫した。


ウェールズ(同10位)に10−19で競り負け、南アフリカ(同12位)、スコットランド(同5位)戦に続いて白星を逃した。レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(43)は「学びの多い機会。後から振り返るべきポイントがたくさんある大会だった。最後に巻き返すのはなかなか難しい。前半から丁寧に入っていかないといけない」と総括した。


日本は前半10分、自陣ゴール前でWTB松村美咲(19=東京山九)がキックチャージを受けて先制トライを献上。同14分にはタックルを受けながらのパスを活用され、連続トライを許した。前半は0−12と劣勢で、好機も少ない展開となった。


後半3分には相手陣深くまで攻め込みながら、インターセプトを許して独走トライを献上。0−19と主導権を握られたが、同22分に左大外の松村がトライして反撃を開始した。同37分にはSO大塚朱紗(25=アルカス熊谷)のトライで9点差。だが、白星には届かなかった。


「WXV」は23年に新設された3部制の国際大会で、日本は2部の「WXV2」を戦ってきた。この日の結果で、6チーム中最下位となることが決まった。


最大の目標は25年8月開幕のW杯イングランド大会となる。国際統括団体「ワールドラグビー」によると、すでに開幕戦と3位決定戦、決勝のチケットは6万枚以上を販売。24年10月17日には組み合わせ抽選会が行われる。


フランカーの長田いろは主将(25=アルカス熊谷)は「3試合を戦えたのはすごくいい経験で、準備から練習で(チーム内で)やり合えたのは来年につながる。でも、試合の中で勝ちきれなかったり、自分たちのミスから(得点を)取られた。厳しく修正していかないといけない。全ての部分でディテールにこだわっていきたい」と勝負の舞台を見据えた。【松本航】

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