こう言われてしまうと、私の話の大半はオチなんてない話だし、会話する回数もめっきり減りました。
旦那はひとりでテレビを見たり筋トレをしたり、休みの日は釣りをするのが好きな「ひとりで物事を楽しむタイプの人間」。だから会話が減っても不満があるどころか、快適そうな様子。反対に、私はおしゃべりが大好き。カフェや居酒屋でお友だちと愚痴を言ったり他愛もない話なんか大好きです! 買い物だって何だって、できれば旦那と一緒に行きたいほど、ひとりが嫌いです。
カナコに誘われるがままにはじめたのが△△というゲーム。通話アプリを使って、一緒に遊ぶ人とおしゃべりをしながらゲームをすることができます。カナコができない日は、そのゲームで意気投合した人と、そのままやり続けるなんてこともありました。
コウダイに「オチがないならしゃべるな」と言われて、落ち込んだ私。タイミングよく地元の友人カナコが電話をくれて、一緒にゲームをすることにしたのです。
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「これなら旦那と話さなくてもいいや」と思えるようになったのです。旦那に言いたかったことを友だちに話して、友だちの話も聞ける。これで十分でした。
【第2話】へ続く。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・林檎りん 編集・塚田萌
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