「闇深すぎる」藤田菜七子は引退、斉藤は書類送検、死去に傷害に炎上、競馬界“事件続出”の苦境

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2024年10月12日 09:00  週刊女性PRIME

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左から藤田菜七子、元ジャングルポケットの斎藤慎二

 10月11日、JRA日本中央競馬会が《藤田菜七子 騎手の引退》と題したお知らせを公表。《藤田菜七子騎手(美浦・根本康広厩舎)から騎手免許の取消申請があり 2024年10月11日(金)付けで騎手免許を取消しましたのでお知らせします》と報告した。この10月、競馬界では立て続けに“事件”が勃発しており、ネット上の競馬ファンからも心配の声が寄せられている。

 藤田をめぐっては10月9日、騎乗前の騎手が滞在する「調整ルーム」に通信機器を持ち込むという違反行為が発覚。2023年4月ごろまで複数回に渡って同違反をしていたといい、JRAは10日、藤田騎手に騎乗停止処分を下していた。

 その翌日、藤田がJRAに引退届を提出したことを根本康広調教師が明らかにし、競馬ファンに衝撃が走った。なお、昨年5月にほかの若手騎手が通信機器の持ち込みで処分されていたが、根本師によれば、藤田も当時「やっていました」と持ち込みを認めて厳重注意処分を受けていたという。

闇深過ぎる案件が多過ぎ

 ネット上には、《当時、厳重注意を受けているのに 今更って感じだよな》《同じ件で2度処分って事じゃ藤田サイドが納得いかんのも分かる》《JRA側に説明責任あるんじゃないか》といった声が寄せられている状況だが……。

「このところ、競馬界は騒動が続いています。今年8月には若手騎手が夜間の函館競馬場に自動車で侵入し、後に死去が報じられました。また、10月に入ってからは藤田騎手の件以外にも競馬界と関係するニュースが多発しています」(スポーツ紙記者)

 先日は元ジャングルポケット斉藤慎二が不同意性交などの疑いで書類送検されたことが報じられ、所属していた吉本興業からも契約を解除された。斉藤は競走馬の馬主であり、競馬番組にもレギュラー出演。また、テレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』や今年5月に公開された映画『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』にも声優起用されていたため、同作のファンも《ウマ娘で少し親近感あったのに》《競馬をウマ娘と一緒に盛り上げてくれる方だって思ってたのに裏切られた感すごい》などと落胆している。

 一方で10月9日、北海道の競走馬育成牧場『株式会社ALPHA TRAINING BASE』のX(旧ツイッター)も炎上。同アカウントは、職場見学に訪れた男性を揶揄するような内容を投稿して問題になり、後にポストを消して謝罪したものの批判は収まらず、最終的にアカウント削除に至った。

 さらに、10月10日には茨城県警稲敷署が調教助手の男2人を傷害容疑で逮捕。2人は4月にコンビニ駐車場で4名に怪我を負わせた疑いがあるという。

 競馬関係で不穏な報道が続き、ネット上にも《今年闇深過ぎる案件が多過ぎて競馬のイメージ悪くなるの残念》《なんか最近の競馬界て、悲しいニュースばっかりやな》《競馬界の内側では今何が起きてるんだろう?》など、心配の声が広がっている。

 JRAは、まず藤田に関する説明が求められている状況だが、業界のイメージをこれ以上損なわないよう対策を急ぐ必要もありそうだ――。

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