【バレー】埼玉上尾がSVリーグ女子初勝利!完全アウェーの中、昨季覇者NEC川崎をストレート

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2024年10月12日 16:06  日刊スポーツ

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NEC川崎対埼玉上尾 第1セットを奪い笑顔の埼玉上尾黒後(撮影・宮地輝)

<大同生命SVリーグ女子:NEC川崎0−3埼玉上尾>◇第1節◇12日◇神奈川・とどろアリーナ◇観衆3266人



記念すべきSVリーグ女子初勝利を飾ったのは、昨季Vリーグ3位の埼玉上尾メディックスだった。


開幕戦で昨季覇者のNECレッドロケッツ川崎と対戦。完全アウェーの雰囲気の中、3−0(26−24、25−23、25−22)のストレートでものにした。


NEC川崎はコンディションの問題でパリ五輪代表の山田二千華はベンチ外、和田由紀子はベンチスタート。埼玉上尾もパリで正セッターを務めた岩崎こよみはベンチスタートとなった。第1セット(S)からジュースにもつれ込む熱戦となったが、新加入のミドルブロッカー浜松明日香のスパイクでセットポイントを握ると、最後は相手のスパイクがアウトとなり26−24で先取した。


第2Sは序盤からリードしたものの、中盤に複数の連続失点で逆転を許した。それでも終盤にセッター鎌田咲希のサービスエースで21−21の同点に追いつくと、日本代表アタッカーの黒後愛が難しい体勢からスパイクを決めて勝ち越しに成功。そのまま25−23で逃げ切った。第3Sは立ち上がりからサイドアウトの応酬となったが、要所で黒後が決めて抜け出すと、マッチポイントでも黒後がブロックアウトを決め、25−22。圧勝で初勝利を収めた。


好レシーブ連発でチームを盛り立てたリベロ岩沢実育が、SVリーグ初のMVPに選出。「自分の持ち味は最後まで諦めないプレー。思う存分出せた」と笑みを浮かべた。


初代女王を目指す埼玉上尾。13日も同所でNECと対戦する。

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