“現ドラえもん”水田わさび、大山のぶ代さん追悼「渡されたバトンをしっかり握って…」

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2024年10月12日 17:39  ORICON NEWS

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(左から)水田わさび、大山のぶ代さん (C)ORICON NewS inc.
 声優の水田わさびが12日、自身のブログを更新。9月29日に亡くなった、元ドラえもん役の大山のぶ代さんを追悼した。

【写真】テレビドラマ初出演を果たした水田わさび

 水田は「新人の頃、ドラえもんの現場に何度か参加させてもらったことがありました。それはそれは緊張緊張です。大山のぶ代さんがスタジオに入られるとオーラがすごくて」と回顧。「マイクの前で喋る大山さんは、ドラえもんという作品を引っ張っていくというパワーでみなぎっているように感じました。先輩たちがマイクの前で台詞を言うその背中は、キャラクターそのものに感じるほどワクワクするものがありました」と記した。

 続けて「私がドラえもん役を演じさせてもらうことになってから、日本俳優連合のパーティーでお会いする機会がありました。確か大山さん、私含め数名の先輩たちと一緒にステージに上がった記憶があります。その日のその時間のことは、緊張しすぎて記憶も曖昧なほどの出来事でした」との秘話を明かした。

 その上で「大山さんにしかわからない、ドラえもんという役を演じていく上でのいろいろな気持ち。生意気ながらまだ19年目ですが私もその大変さ、不安、何より楽しさを日々感じてます。先輩たちが26年かけて作ってくださった頑丈なレールの上を私たちは走らせてもらってます。渡されたバトンをしっかり握って走ってます」と感謝。

 最後は「次にバトンを渡せるよう、大山さんの素敵な笑顔を思い出し私も笑顔で楽しみたいと思います。大山さん長い間ほんとにありがとうございました」としたためていた。

 大山さんは1979年〜2005年にかけてドラえもん役を担当しており、9月29日に90歳で亡くなったことがきのう11日、所属事務所より発表されていた。

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