【バスケ】B3新潟は13、14日金沢と対戦　開幕からベンチスタートのSF大矢孝太朗が流れ変える

B3新潟アルビレックスBBは13、14日、金沢とアウェーの金沢市総合体育館で対戦する。開幕からベンチスタートのSF大矢孝太朗（30）が流れを変える役割を担う。

大矢は「必ず連勝しなければならない」と金沢戦の意気込みを話した。新潟は開幕から2節4戦で2勝2敗。まだ連勝がない。金沢には9月のプレシーズンゲームで89−63で勝っているが、大矢は「リバウンドの対応など、内容は良くなかった。今度は圧倒しないと」と油断はない。

ここまで4試合すべて途中出場。出場時間は合計69分だが、スチール5、ブロックショット2、リバウンド9と球際で奮闘。3点シュートは9本放って成功4本。「オープンで迷わず打てている」と攻守で持ち味を発揮している。鵜沢潤監督（42）は「うちのインサイド陣で最も運動量がある」と言う。

大矢の心構えは「攻守の切り替えでは自分がいちばん先に走る」。そして「外国籍選手とのマッチアップは体を先に当てる」。主将を務めた昨季、選手それぞれの役割がはっきりせず、結果はB2最下位。B3に降格した。今季は「自分のやるべきことが明確」と言い切る。「いい内容で2つ勝つ」と自信に満ちた表情で連勝を誓った。【斎藤慎一郎】