【フィギュア】中井亜美、大技2本着氷で合計204.88点V 3季連続でJGPファイナル進出

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2024年10月12日 23:02  日刊スポーツ

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フィギュアスケート女子の中井(2024年9月1日撮影)

<フィギュアスケート:ジュニアグランプリ(GP)シリーズ最終戦 中国大会>◇12日◇中国・無錫◇女子フリー



22年全日本選手権4位の中井亜美(16=TOKIOインカラミ)が大技2本を着氷させ、今季自己最高の合計204・88点で優勝した。首位発進したショートプログラム(SP)に続き、フリーでも1位の136・22点をマーク。3季連続で同シリーズ上位6人(組)によるジュニアGPファイナル(12月、フランス・グルノーブル)への進出を決めた。


冒頭で大技のトリプルアクセル(3回転半)−3回転トーループの連続ジャンプを回転不足ながら着氷。2本目でも3回転半を跳び、回転不足となりながらも降りた。その後も大きなミスなくジャンプを降り、スピンでも全てで最高評価のレベル4を獲得。演技後に得点がアナウンスされると、笑顔で両手を突き上げた。


昨季は2季連続でジュニアGPファイナルに出場したが、全日本ジュニア選手権では腰痛の影響も重なって10位となり、12月末の全日本選手権への出場がかなわなかった。それだけに今季へは「試合に出られるのがうれしい。海外の試合でも、選んでいただいたからには良い演技をしないといけない」と強い決意を込めていた。


SP2位発進の高木謠(17=東京女子学院)はフリー7位の119・42点となり、合計185・45点で総合5位となった。


ジュニアGPシリーズは最終戦を終え、12月のファイナルへ出場する日本勢は、女子シングルが中井、島田麻央(木下グループ)、和田薫子(グランプリ東海クラブ)、男子シングルが中田璃士(TOKIOインカラミ)、高橋星名(木下アカデミー)、ペアが清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)となった。

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