頻繁に飲み会やゴルフに出向くシンジに不満を抱きつつも、「お付き合いだから仕方がない」と自分に言い聞かせ、シンジを送り出しました。
そして部屋に戻ろうとしたとき、ふと見覚えのないわたし宛の封筒に気がつきました。
わたし宛の封筒なのにすでに開封されていることに違和感を覚えつつも、手紙を読んでみました。すると……?
現金書留であることと手紙の内容からして、そこにお金が添えられていたはずです。しかし、肝心のお祝い金は見当たりません。
あるはずのお金がない……。シンジ、いくら母親からきたものだからって、わたし宛の手紙を勝手に開けるなんて! それにお金はどこに……?
わたしは自分宛でない手紙を勝手に開けて、その中身のお金を勝手に持っていってしまったシンジに腹が立ちました。
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現金が抜かれた現金書留……。シンジに話を聞くと、リビングから逃げるようにして出て行ってしまいました。自分に都合が悪くなると途端に機嫌が悪くなるのは、シンジの悪い癖です。念のため事情は聞いてみましたが、あの様子を見るかぎり、手紙を自分宛と間違えて開けてしまった……というのは嘘でしょう。
現金書留だったため、勝手に開けたのだと思います。貯蓄用の口座に入れたと言いながら、あんなに気まずそうな顔をしているなんて怪しすぎます。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ふみまる 作画・ちょもす 編集・横内みか
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