【出雲駅伝】3連覇かかる駒大はアンカー篠原倖太朗 青学大は復活の鶴川正也を1区起用/展望

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2024年10月13日 16:04  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

駒大・篠原倖太朗(2024年1月2日撮影)

学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(10月14日、出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム前)の大会主催者は13日、区間エントリーを発表した。


3連覇がかかる駒澤大(駒大)は主将の篠原倖太朗(4年)をアンカー6区に起用。9月のレースでは5000メートルで屋外の日本人学生最高13分15秒70を記録している。チームは5000メートル歴代学生2位の13分9秒45の記録を持つ佐藤圭汰(3年)がケガにより欠場。昨年は篠原が担った1区には1年生の桑田駿介を起用した。替えが効かない絶対的エースの離脱を皆で埋め、2季ぶりの学生駅伝3冠への一歩を刻めるか。


1月の箱根駅伝を制した青山学院大(青学大)は鶴川正也(4年)を1区に起用する。九州学院高3の20年全国高校駅伝では1区区間賞を獲得し、将来を期待されて入学したが、以降は重なるけがに苦しんできた逸材。6月の日本選手権5000メートルでは4位と躍進し、13分18秒51の屋外レース日本人学生歴代最高記録(当時)も樹立した。箱根駅伝2区区間賞の黒田朝日(3年)は3区。6年ぶりの優勝へ、前半で流れをつかみにいく。


前回大会で大学最高位の2位と躍進した城西大は3本柱の斉藤将也(3位)が1区、キムタイ(3年)が3区、平林樹(4年)を4区に配した。創価大は前回は2位でゴールしたが、その後に留学生ランナーのアンチ・ドーピング規則違反が認められ、成績が失効となった。今年は4種目で自己記録を更新する好調の吉田響(4年)を2区に置いた。前回5位の早稲田大は1区にエース山口智規(3年)を起用。箱根駅伝2区では8人抜きの4位と奮闘した。花田勝彦監督が就任して3季目を迎えた名門は3大駅伝3位以内を目標に掲げている。


この日は区間エントリー6人と補員2人が登録され、当日の午前9時から同20分までに2人を変更可能。入れ替えは区間登録選手と補欠選手の交代のみで、区間登録選手間の交代はできない。競技は午後1時5分に出雲大社正面鳥居前でスタートとなる。

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