【出雲駅伝】3連覇挑む駒大は当日変更なし明言 6区アンカー篠原倖太朗「30秒ならひっくり返せる」

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2024年10月13日 17:46  日刊スポーツ

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駒大・篠原倖太朗(2024年1月2日撮影)

学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(10月14日、出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム前)の開会式が13日に出雲市内で行われ、3連覇がかかる駒澤大(駒大)の藤田敦史監督は区間エントリーについて、「この6人でいきます」と補員からの当日変更は行わないと明言した。


過去2大会で2区区間賞で先頭を走り、優勝への流れを作った佐藤圭汰(3年)が欠場する。「いろいろな戦略はあると思うんですけど、圭汰がいなくなったことで、駒沢としてはこの6名でしっかり戦っていくんだという意思表示をしっかり示したかった」と託した。


2連覇を成し遂げたのは、1区から先頭争いして流れを掌握できたからだった。今回は同じ先行逃げ切りは厳しい状況。主将の篠原倖太朗(4年)は最終6区に置き、過去2大会とは異なるレース展開をもくろむ。「本人は30秒以内ならひっくり返せると言っている」と、アンカー勝負も想定に入れる。


反対に1区には1年生の桑田駿介を抜てきした。入学後も順調に記録を更新している好調さに加え、「外さない選手。絶対の自信を持って1区は配置をしました」と期待した。


本命視される青山学院大の原晋監督はこの日、「かっ飛ばせ大作戦」と称し、1区からチーム最速ランナーを置く布陣を引いてきた。スタートから飛ばしてくるライバル校に食らい付き、3年連続の戴冠はなるか。レースは14日午後1時5分に号砲が鳴る。

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