【ラグビー】関学大が開幕3連勝、8トライなど今季最多52得点 京産大、天理大の打倒2強へ

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2024年10月13日 19:32  日刊スポーツ

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開幕3連勝を飾った関学大はスクラムでも優位に立った

<ラグビー関西大学リーグ:関学大52−19同大>◇第3節◇13日◇たけびしスタジアム京都



昨季3位の関学大が、同最下位の同志社大に8トライを奪って大勝。開幕3連勝を飾った。


関学大は前半23分、ラインアウトの流れからFB武藤航生(3年=関西学院)が右中間に先制トライ。それまで攻めあぐねていたものの、前半だけで計4トライを奪い、26−0で折り返した。


後半は同大に反撃されたものの、さらに4トライで突き放した。主力のけがで前節の立命大戦から先発は大幅に入れ替わったが、総合力で上回った。


けがの影響で先発を回避し、後半途中から出場した主将のフッカー平生(ひらお)翔大(4年=関西学院)が「フィニッシュの部分でスキが出たのは反省。来週に向けて100%、いい準備をしたい」と言えば、ゲーム主将を務めたCTB松本壮馬(4年=石見智翠館)は、2トライを奪って「試合の大半を自分たちのペースで進められたが、後半は課題は出た」と、反省を忘れなかった。


この日が35回目の誕生日だった、就任5年目の小樋山樹監督は「我々がハードワークした時は、いい流れで得点に結びついたが、後半はポンポンと(3トライを)取られてしまった。ああいう形になったのは反省」と、選手同様に浮かれた様子はなかった。


関学大は昨季のリーグ戦で5勝2敗の3位。その2敗は優勝した京産大、2位の天理大に喫したもので、次節の摂南大戦を終えれば、2強との対決が待つ。さらに調子を上げ、優勝争いに生き残りたい。


◆開幕3連敗となった同大のFB村岡麟太郎(4年=東海大大阪仰星)「前半の最初は我慢して守り、膠着(こうちゃく)した部分が多かったが、そこで自分たちが敵陣に行ったところで焦ってミスをし、また自陣に入られて苦しい時間が続き、我慢しきれなくなった」

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