前菜からデザートまで、さまざまな料理を自由な形式で食するバイキング。多種類の料理を楽しみたい人やたくさん食べたい人にとって、魅力的な食事のスタイルではないでしょうか。ママスタコミュニティにママ友と出かけたバイキングで、モヤモヤするようなトラブルがあったママから相談がありました。
『ママ友とバイキングに行ったときのこと。3回目を取りに行ったら「どんだけ食べるの? 大食いみたいで恥ずかしい」と言われた。バイキングって1回が基本なの? みんな何回も取りに行くよね?』
投稿者さんはバイキングで料理を3回取りに行ったら「大食い」とママ友に言われてしまったとのこと。何回でも取りに行っていいのがバイキングのはず……。楽しい気分が台無しのランチだったようですが、ちょっと気になったのはバイキングに取りに行く回数のマナー。ママ友の言い方はともかくとしても、もし3回取りに行った自分がマナー違反だったら……と投稿者さんは心配になったようですね。この投稿にママスタコミュニティのママたちは、さまざまな意見を寄せてくれました。
バイキングで料理を取りに行く回数は?
『バイキングって思う存分食べたい人が行くものよね。何回取ってもいいのでは? たくさん食べて恥ずかしいって思うなら、そのママ友は行かなければいいのにね』
『私は、5〜6回は取りに行くよ』
『何回か取りに行くよ。最初は1口ずつ。2回目はおいしかったもの。次はデザート、みたいにさ』
投稿を読んだママたちは、バイキングで何回も取りに行くのは当たり前のことと投稿者さんに賛同しています。バイキング形式の場合は、料理がずらりと並んでいますから、全種類を制覇するのも大変なくらいのお店もありますよね。食べたい料理を自由に食べて、おかわり自由なのがバイキング。投稿者さんの「何回も取りに行くよね?」の問いかけに、ママたちは「私も何回も行く」と答えました。
バイキングにもマナーがある?
ママたちからのコメントで、バイキングで何回も取りに行くのは恥ずかしいことではなく、おかわり自由は常識の範疇とわかった今回の投稿。しかし自由な形式で料理を楽しめるバイキングといえども、気になる点があるとコメントするママもいました。ママたちが考える暗黙のルールをいくつか紹介します。
独り占めはNG
『いくら好きなものでも、独り占めするくらい同じものを山盛り取ってくる人と一緒に行くのは恥ずかしい』
好きな料理を好きなだけ食べられるバイキングですが、お客さんとしてお店に来ているのは自分だけではないですよね。ひとりでいくつも取ってしまい、ほかのお客さんの取る分がなくなってもお構いなしでは配慮が足りないでしょう。ひとり何個までという明確なルールはないですが、周囲の人が気分を悪くするようではマナー違反といえるかもしれませんね。
盛り付け方
『個人的には、回数より盛り付け方かな。お皿に山盛りだったり、寿司でもサラダでも揚げ物でも、味がごちゃ混ぜになるような盛り付け方だったりすると、ちょっとね』
料理の盛り付けは、人それぞれのセンスがあるでしょう。どのように盛りつければ正解というのはないでしょうが、複数の料理が混ざらないような盛り付けは心がけたいものです。多種類の料理を食べられるのは、バイキングの魅力のひとつ。それぞれの料理を、料理人が完成品として提供する味で食べられるようにしたいですよね。
残さず食べ切る
『バイキングは食べられる量だけ取る。残すのはダメ』
何回も取りに行くのが面倒くさいのかわかりませんが、1度にたくさん取ってくる人って、確かにときどき見かけますよね。全部食べられるのならOKですが、お店を出た後のテーブルに料理がいくつも残っているのはどうなのでしょうか。コメントするママのなかには「残したら追加料金いただきますって張り紙しているお店があるよね」との声も。自分のお腹と相談しながら料理を取りに行くのも、バイキングの大切な心得ではないでしょうか。
バイキングは気の合う人と楽しもう
ママ友とバイキングに行って「大食い」と言われてしまい、嫌な気分で過ごした投稿者さん。今後は疎遠にしたいと投稿者さんは思っているようです。ママたちからも、一緒に行く相手を間違えたのではないかとの指摘がありました。
『そんなことをいう人と一緒はつまらないね。私はバイキングは親しい友人や家族と行くよ』
投稿者さんとそのママ友は、長く付き合っても気の合う友人にはなれなかったかもしれませんよね。そうだとしたら今回のバイキングの一件は、「仲良くなれない人だと早めにわかって良かった」と考えてはいかがでしょうか。無理して仲良くしようとしなくても、好みや考え方が合う人はきっといるでしょう。次にバイキングに行くときは、家族や親しい人と一緒に行って、心おきなく楽しんでくださいね。
文・間宮陽子 編集・みやび イラスト・Ponko
■ママスタセレクトで読む