前回からの続き。オレはシンジ。妻のスズコと、息子2人と4人暮らしをしていました。先日父が亡くなり、ひとり暮らしになった母。「寂しい」と繰り返す母を不憫に思ったオレは、母から提案された同居話を受け入れることにしました。スズコは最初こそぶつくさ言っていましたが、最終的には説得することができました。しかし同居を始めてからもスズコの文句は止まりません。同居することに決まったのだから、上手くやってくれないと困るのに……頭が痛いです。
オレは、若いころはずっと「母さんを守らなきゃ」と思ってたのに、自分に新しく家族ができてから、そんな気持ちを忘れてしまっていたような気がします……これからはしっかりしないと。
オレは母さんとの同居を受け入れることにしました。
それが今までの罪滅ぼしになるとも思ったからです。
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「同居するならルールを守って」
と、スズコには言われてましたが、これも形式上の話でしょう。
きっとそのうち必要なくなると思います。だって一緒に暮らし始めた時点で、「家族」なのですから。こんな他人行儀なルールなんていらなくなるはずです。
しかし思っていた以上に、スズコは母さんに対して文句を言うのです。
まるで母が悪者かのように。
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父が亡くなったことで、母から同居の申し入れがあり、快諾したオレ。
しかし妻はなかなか首を縦には振りませんでした。
オレが妻を説得すると、「じゃあルールを守ってくれるなら」と言って、3つほどルールを作ったようです。
とはいえ一緒に暮らせば家族なのですから、そこまで必要がないのではないかとも思えます。
さて実際に同居をしてみると、スズコの口からは文句ばかり。
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【第9話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・石井弥沙